ホームレスから大スターに
アメリカンドリームとよく言いますが、ハリウッドスターにもホームレスから世界的な大スターになった人が何人もいます。そのなかで、最も好きなのがシルベスタ・スタローンの話です。
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WIKIやいくつかのサイトによって、諸説がありますが、ニューヨークの下町で産まれたスタローンは出産時の医療ミスで言語障害がでます。そのため、いじめの対象となり、さらに両親の離婚もあり、不良となった彼は学校を次々と退学になります。
俳優を目指しますが、言語障害もあるうえ、身長も170センチ台とハリウッドスターとしては小柄なので、役は巡ってこなくて、ポルノの出演やボディガードなどで糊口をしのぎます。家賃を払えずにホームレス生活にもなったそう。そして、苦しいときも一緒だった愛犬をわずか25ドルで売り渡す羽目になります。
その後、ボクシングのアリVSウェプナー戦を観戦し、感動した彼はロッキーの脚本を書き上げました。大スターにロッキー役をさせるなら高額の脚本料を支払うという映画会社のオファーを断り、自分自身が主役になることにこだわります。そのため、脚本料は当初予定の36万ドルが2万ドルに値切られ、主役としての出演料も俳優組合の最安値というものでした。
しかし、当時のスタローンにとって大金だったのか、犬を3000ドルで取り返しています。犬を買った人はわずか数週間で50ドルが3000ドルで戻ったうえ、映画「ロッキー」にも出演させてもらったそうなので、これほどハイリターンな投資はないかもwww
それはともかく、ロッキーが大ヒットした後の彼の活躍は皆さんのご存じの通り。昨日はロッキーのスピンオフ作品「クリード」でゴールデングローブ賞を受賞しました。夢に向かってあきらめないことと、自分のこだわりのために妥協しないことが、彼をスターに押し上げました。もちろん、彼の成功の裏には、同じような苦しい生活のまま、埋もれていった何万人という人がいるでしょう。それでも、彼の成功をみていると、アメリカン・ドリームってすごいなと思うし、夢と信念がいかに大切かというのを実感します。昔はロッキーの良さがピントこなかったけど、年を取ったせいか、最近は分かるようになってきました。