サミットが決まったのはおめでたいのか

 2016年の主要国首脳会議(サミット)の会場が三重県志摩市に決まりました。個人的には開催地はどこでも良いのですが、地元は大喜びです。ただ、おめでたいだけでなく、気をつけたほうがよいこともあります。

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 前回の2008年、国内で行われたのは北海道の洞爺湖町でした。僕も、その当時は北海道にいたため、サミット開催の数カ月前に会場となった豪華ホテルに夫婦で泊まりに行ったことがあります。こうした観光客が多かったためか、洞爺湖町の観光客はサミットがあった2008年には314万人にも上りました。

 それから月日が流れて、洞爺湖町のデータによると2012年の観光客は224万人と100万人近くも減少しました。町の財政も悪化しています。12年の町税収入は10億8000万円、歳出では公債費が12億7000万円と税収だけでは借金がまかなえない状態。ちなみに08年の町税は12億4000万円あり、これも4年間で1割近く減ったことになります。

 同じようなイベントでオリンピックのあった長野はどうなったのか。長野県の観光客はオリンピックのあった1998年には1億人を超えていました。ところが、昨年は8500万人にとどまっています。観光収入に至っては98年の4500億円が、昨年は2500億円と激減しています。長野県はオリンピック後の財政がきわめて厳しくなったため、県庁に批判が集まり、知事選の結果、田中康夫さんが副知事を破り、知事となりました。しかし、田中さんの手法に賛否両論があり、混乱が続いたのは周知の通りです。

 サミットやオリンピックといった大きなイベントは、イベントを無事開催するのは当たり前。むしろ、その後が問題になるのです。洞爺湖も長野も、その後の経済状況があったとはいえ、結局イベントをいかせず、むしろ財政的には厳しくなり、観光客からの魅力もへってしまった。サミットやオリンピックで訪れた人に好印象を与えられなかったり、修学旅行と言った定時の客を警備の都合でキャンセルしたことなども、原因と思っています。そのことを分からず、単にイベントを開けばいいと思っている人や自治体がどれだけ多いことか。志摩市が洞爺湖町や長野県と違って、サミットをきっかけに観光客が増えるようになればいいですねえ。

 ちなみに、会場予定の賢島の志摩観光ホテルはドラマ「華麗なる一族」の舞台としても有名なところ。僕も小学1年生のころに、祖父が取引先から招待され、一族でいったことがあるそうです。ほとんど記憶がないのですが、大人に混じって、子供もレストランで食事をした時、祖父や親の世代が気を使って安い料理しか注文せず、僕らも一番安いカレーを注文したのに、年長の従姉妹が「ステーキ」と注文して、あとで叔父、叔母から怒られたという話しを聞きました。この従姉妹は成人して外資系の金融機関でバリバリ活躍し、今では都内に自分の趣味の店を何軒も持つ成功者です。やはり、大物というのは子供のころから大物なのでしょう。僕自身、大人になったら、こういう豪華ホテルで「ステーキ」が食べられる身分になりたかったのですが、未だにかなえられそうもありません。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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