日経新聞はインデックスファンドを理解しているの?

 日経新聞にびっくりする記事が載っていました。「投資のプロも翻弄 経験則覆す緩和相場」という記事です。 出だしから「市場の常識が崩れつつある」とショッキングな文言。何が起きたのかと思うと「7割の投資信託で運用成績が市場平均を下回る異常事態だ。グローバルに行き交う投資マネーは経験則になかった新たな関係を生み、投資家を翻弄している」と書いてあるのです。はたしてそうでしょうか。

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 7割のアクティブが市場平均に勝てないのは良くあることで、決して異常事態ではありません。日経の田村正之記者の「老後貧乏」という本に2000年からアクティブ投信VS市場平均の成績が載っています。アクティブの勝率は2008年は2割、2012年は3割を切っているので、過去10年で3回は7割が勝てなかったというわけです。これが勝率3割台とみると、01年、02年、04年、06年、も加わり、15年間のうち6回も3割台以下になります。これのどこが異常事態なのでしょうか。

 その大きな理由はアクティブが高コストだからです。インデックスで日経225やTOPIXに連動するものは、信託報酬が0.3%を切るものもあります。しかし、アクティブでは2%を超えるものもざらにあります。この差は非常に大きい。もちろん、インデックスもコスト分市場平均を下回りますが、コストはアクティブより安い分、長期になればなるほどインデックスが有利といえます。

 ところが日経の記事には、アクティブがインデックスに負ける理由として、コストの「コ」の字もありません。理由は投資マネーがグローバル化して、金利や原油価格など、株式市場の外側にあるものに大きく左右され、株価が企業業績とかけ離れて、ファンドマネージャーが「何を買えばよいのかさっぱり分からない」とあきらめ顔になっているからだそうです。

 ずいぶん情けないファンドマネージャーですね。市場にゆがみがでたときのほうが、腕の見せ所でしょう。そもそも、金利や原油価格に株価が左右されるというのも、昔から当たり前のことでは。日経2面の大きなスペースを割いた記事ですが、結局、何を言いたいのかまったくわからず、びっくりしました。

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No title

ブログ更新、おつかれさまです。

10年来の日経新聞購読者としての、私的見解ですが。。。
極論、日経は、骨太の投資スタンスは存在していない新聞社という事で見てます。
※日本経済新聞なのに!

毎週水曜日だかに、インベストメントの小記事が掲載されますが、
最近は、分散投資の大切さを啓蒙するような記事も出始めましたね。
ただ、内容は思いっきり初心者向きです。ご存知かと思いますが。

まあ、記者毎、識者毎に違う見解を載せてる感じかな。。。色んな意見を聞けるので、これはいいと思ってます。
だから、それなりに、取捨選択能力が必要になってきますね。
※もちろん、耳触りの悪い記事や、明らかに間違ってんじゃないかという記事にも目を通しますよ。

ただ、税制及び社会保障に関しては、先行きを予見する上で、重要なメディアだという事で購読しています。
※+1000円で電子版を海外にてもチェックできますし。

基本、日経新聞は、資産形成の情報源という観点で見れば、
そういう使い方しか出来ないんじゃないかなというのが、
→購読者が、自分で知識武装したうえで、一般的な読み物として活用するしかない!?

父さんのもやもやした気持ちも理解できますが、まあそんな新聞ですよね。。。

そんなに期待しないでください。値段は高いですが!(爆)

では。

Re: No title

日本のメジャーマスコミでは日経以外の新聞、テレビが投資に関しては情報がひどすぎるので
日経にがんばってほしい思いでいっぱいなのですが、結構ひどい記事が多いですね。
たとえば、夕刊のFXのコーナーとか何なのかと思ってしまいます。

日経のコラムには署名があるので、田村正之さんのような信頼できる記者の記事以外は
疑ってかかるようにしています。もっと、個人投資家に役立つ媒体になればいいし
それは日経でなくてもいいのですが、現状、ないというのが悲しいですね。

ちなみに、日経は無料会員登録していますが、自宅では購読しておらず、会社で
パラパラ眺めるだけです(笑)
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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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