投信の詐欺的販売が「花咲舞が黙ってない」に

 日本テレビ系のドラマ「花咲舞が黙ってない」の第二シリーズが始まりました。大手銀行の臨店班、花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)コンビが、各地の支店を回って悪をとっちめるという、銀行版「水戸黄門」といった物語。単純明快なストーリーに、銀行批判もあって、前シリーズから視聴していたのですが、第二シリーズの初回は、なんと銀行による投資信託の詐欺的販売がメインでした。



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 日本橋支店の顧客から、「投信を元本保証してもらったのに、元本割れした。訴える」とクレームが来たのが発端です。花咲、相馬コンビは日本橋支店に行き、支店長(寺脇康文)と担当行員(片瀬那奈)から事情を聞きますが、「元本保証などするわけがない。言いがかりだ」とけんもほろろに追い返されます。その裏には… という物語。

 まあ、おおかたの想像通り、強引なノルマを押しつけられた担当者が、支店長の示唆もあって、元本保証を口約束してしまい、その不正を花咲たちに暴かれるというお話です。「相棒」の寺脇さんが悪役をやるのを見るのは久しぶりで、最初はびっくりしました。もともと「悪魔のキス」とかでとんでもない役をしているので、お似合いなんですけどね。

 現実的に考えると、訴訟が起きるのならば法務が対応するのでは、とか、証人をそんな邪険に扱っちゃだめだろうとか突っ込みが入りますし、第一シリーズでは、暴走する花咲が悪い支店長から反撃にあったところに、冷静な相馬が物証を突きつけるというパターンがあったのに、今回は人情話みたいになったのは残念でした。それでも、このシリーズが帰ってきたのはうれしいですね。

 もっとも、さらに現実で考えると、投資信託の販売をめぐってのトラブル、訴訟は何件も起きているわけです。だから、金融機関との会話を録音するか、元本保証を一筆書いてもらわないと、裁判でもかなり買い手が不利になります。そもそも、渡されるパンフレットや目論見書には、投資信託がリスク商品と書かれているわけですから、元本保証を信じて購入する側にも、幾分かの非はあると思います。

 しかも、社会経験の乏しい高齢婦人ならともかく、今回の被害者は中小企業主で契約にも厳しいでしょうから、正直、被害者にあまり同情しませんでした。被害額も3000万円の投信が300万円の赤字が出たので損失を確定して売却したそうですが、10%ぐらいのマイナスでオタオタするのもなあという気がします。

 ともあれ、テレビドラマの第一回で、投資信託販売で詐欺的な商法が大銀行ですら行う場合があると放送されたのは画期的ではないでしょうか。ドラマをみた高齢者の方が、販売をめぐるトラブルに巻き込まれない知識を得られれば何よりだと思います。

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No title

まぁ、こういうのは悪魔の誘惑でしょう。

なかなか投信を買ってくれない客に、「銀行が元本保証します」と言うと、客は買ってしまうらしいですからね。

銀行員も投信売らなきゃ、自分の生活が危ないので、そこで最後の一線を踏み越えてしまうのでしょう。

Re: No title

コメントありがとうございます。

ネットで感想をみせていたら、「銀行がこんなひどいことをするわけない」
というのがありましたが、現実にはこれよりもっとひどい架空商品の詐欺を
メガバンクの元支店長が起こしていたりします。
大部分の銀行員は法律を守りますが、万が一トラブルにひっかからないためにも
自衛が必要でしょうね。
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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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