日本株は割高じゃない 政府もPR
日経新聞によると、内閣府のホームページで、PERからみて日本の株価は割高じゃないとPRしているそうです。
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内閣府のページではポイントとして、予想PERは2012年12月の安倍内閣発足時とほぼ同水準であり、この間、米独の予想PERは上昇しているが、日本はそれほど上昇していない、と説明しています。
さらに、実績PERは内閣発足時より低い水準で、シラーPER(イエール大のシラー教授が考案した過去10年の利益を算出したPER)も長期平均を下回っていると掲げています。
日経の滝田洋一編集委員は、日本はもともとPERは高めだったが、企業の収益力がアップしたおかげで、割高さは解消されたと解説するも、「PERはおなじみの物差しだけに、目新しさはあるまい」としています。むしろ、この時期にこういうレポートを内閣府が出したのは、日経株価が2万円をこえ、ITバブル時の高値を更新したためとにらんでいます。
アベノミクス批判では、日本株価はバブルですぐに崩壊しそうな論調がながれていますが、PERという基本的な指標でみても、少なくともバブルとは言い難いことが明らかなのですよね。もちろん、中国経済がクラッシュしたりすると、PERに関係なく株価は暴落するでしょうが、日本経済がバブルだからというわけではない。そう考えると中長期的にはまだしばらく日本株にフォローの風が吹いているといえそうです。そして、そのことを国もいろいろな手段でしらしめていきたい。僕も変な論調に負けずに、素直に日本株を応援していきたいと思ってます。