35年ローンは嫌ですね

 ブロガーのイケダハヤトさんが「「35年ローン」とか意味不明すぎて笑えるwww」と書いた記事に対して、批判が集中しています。イケダさんがアフィリエイトに誘導していたり、「法規制」なんて大げさなことを言っているのはいただけませんが、35年ローンについては僕も嫌ですね。

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 ローン肯定派であるLINE執行役員の田端信太郎さんとの論争が話題になっています、田端さんのように大企業の役員で能力がある人だったら、収入もいっぱいあって、長期ローンの支払い能力もまず問題ないでしょう。でも僕のような窓際サラリーマンは、いつ会社をクビになるか分からないし、そうでなくても、1年で大幅に給料が減額された経験もあります。

 今後の雇用情勢を考えると、昔のように年功序列で一本調子で給料が上がる人はどんどん少なくなり、ばっさり給料が減らされたり、リストラされるのは当たり前になるでしょう。週刊文春、サンデー毎日などの記事をまとめたビジネスジャーナルでは、「住宅ローン破綻の相談は増えており、昨年の倍になっている」「相談に来られた方に共通して言えるのは、ローンを組むときに破綻を想像した方は一人もいないということ」などと書かれています。 

 また、値上がりする資産を買えばいいという意見もありますが、少子高齢化に震災リスクもある日本で将来的に値上がりする資産というのはあるのでしょうか。青山とか麻布の高級マンションだったら、値上がりする確率は高いかもしれませんが、震災リスクも踏まえると、将来必ず値上がりするとはいいきれません。まだ2008年ごろに購入しているならともかく、今ならかなり価格もあがっていますし。

 震災の時にローンが残っていて家が壊れることは大きなリスクです。東日本大震災の時には、政府が「被災ローン減免制度」を設けています。これは残ったローンを減免する代わりに、500万円を超える預貯金はローンの返済にあてられる制度。年齢にもよりますが、手元に500万円しか残らないうえ、震災で仕事がなくなってしまう危険もを考えると、制度があるから大丈夫とはいえません。さらに、首都圏直下型など被災者の数が莫大となったときに、この制度が使われるかどうかも疑問です。

 午堂登紀雄さんの「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」には「金利が3%かかっても、自分のお金は年利15%以上で運用できる」とローンを利用する経営者の話がのっています。でも、年利15%以上に確実に運用できる人なんて、世界中を見渡してもほんの一握りでは。昨日の記事に書きましたが、ハーバードやオクスフォードを卒業して世界中の優秀な人材が集まるヘッジファンドでも、平均リターンは4%です。にもかかわらず、自分は年利15%以上で運用できるという人は、まあ、別世界の人間ですね。

 ただし、今のような低金利の時代にレバレッジをきかせるというのは、リスクを考慮したうえだったら、挑戦するという考えもありでしょう。特に、国の住宅ローン減税もあるから、やりようによっては逆ざやをぬくことができます。なかでも資産が十分あったり、本業からの収入がたくさんあるかただったら、チャンスは広がると思います。これらのことを考慮しないで、庶民でも長期ローンは素晴らしいという意見には、がんばってくださいとしかいいようがありません。

 僕も持ち家を頭から否定しているわけでないので、ローンの頭金を払っても、準富裕層に残れるぐらいの資産ができたら、検討してみたいとは思ってます。

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No title

35年は確かに長すぎる期間だと私も思います。やはり中古物件一括購入がベターな気がしますね。今後は人口減少で空き家も増えくると考えられますので賃貸・購入共に価格が下落してほしいと思っています。

Re: No title

公務員とか安定収入が見込めるのだったら35年ローンはありでしょうし、途中で繰り上げ返済できる見通しがたつ堅い職業だったらありだと思います。住宅ローン減税があるので、ローンも有利さがありますが、リスクが少ないという観点ではおっしゃるとおり中古一括がベターだと思います。ただ、僕の希望している地域って新築の建て売りよりも中古のほうが割高だったりして、やはり中古市場は流動性の乏しさを感じます

No title

自分が言っても説得力が皆無なのですけど、35年ローン、私はアリだと思っています。別に35年ローンで借りたところで、繰上げ返済を駆使して早く返せばいいだけですし。

私自身、震度5を体験しましたが、あの時、壊れた家なんて1つも見ませんでした。人生に対するリスクで考えるなら、震災で住宅被害を受けるより、交通事故の方が確率高くありませぬか?所詮、程度の問題だと思うのですよね。

今更言っても、更に説得力がありませんが、私も賃貸派です。
特に住宅に思いいれが感じないのなら、住宅なんて持つ必要なんてないと思っています。それが新築だろうが、中古だろうがです。

Re: No title

コメントありがとうございます。

首都直下で30年以内にM7の地震が起きる確率は70%というのが政府の見解です。震度5では家は壊れませんがM7というと阪神大震災クラス(M7.3)です。交通事故の死者は年間約4000人。1億2000万分の4000ということは3万分の1。30年だと3000分の1です。地震被害のリスクは軽視しないほうがいいでしょう。

繰り返しになりますが35年ローンは絶対だめなのではなく、安定的な収入がずっと続いたり、資金が十分にある人はOKでしょう。そうでない人が、自分の将来のリスクを考えないでローンを組むのはオススメできないということです。

 住宅は個人のライフスタイル次第なので、賃貸、持ち家どちらが決定的に有利というのはないと考えてます。

No title

う~ん。阪神大震災みても、壊れていた建物の大半は古い住居が多くありませんでしたか?(地域というべきか)。阪神大震災とっても、東日本大震災とっても、そしてこれから発生する可能性が言われている首都圏の直下型地震だとしても、住宅が壊れるというのは古い家が多くじゃないかな。M7の直下型大震災が来たところで、林立している新しいマンションが壊れるとも思えませんけどね。

何が言いたいかと言えば、総じて新しい家ほど安全である可能性があるということかな(当然、個別に違う物件はあるでしょうけど)。

政府予想の首都直下型のM7.3の地震でも死者1万人程度ですよ?。地震が発生して久しく発生しないから30年以内ということになるだけで、地震から地震のスパンで考えるなら100年オーダーかと。そう考えるなら、よっぽど交通事故の方が現実的なリスクだと思うのですが、違うかなぁ(見解の違い?)。

まぁ、35年ローンとは、全然関係ない話になってきましたので、このへんで。家を購入する時、地震のリスクに関して、面白いので自分でも記事にしてみます(あくまでも自分の考えを^^)。

Re: No title

コメントありがとうございます。

当然、耐震基準前にたてられたものの方が危険ですね。
ただ、東日本大震災でも浦安市の住宅街が液状化で住めなくなったり、
仙台市のマンションも当初は被害が0といわれましたが
100棟以上が全壊判定されたようにリスクもあります。
「大地震と株式投資」という本もありますし、投資家にとってもリスクです。

ただ、リスク許容度は人によって違うので、煙々さんと僕の許容度が違っても当然であり、
どちらが正しいというものでもないでしょうね。
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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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