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トルコリラ債券を買いました

 コツコツ投資ではないのですが、SBI証券で発売されているトルコ債券(6年、6.488%)を、1万トルコリラ分買うことにしました。(1リラ=約43円)

 新興国債券への投資は、専門家でも否定的な見解をしている人が多いのが現状です。利率は日本では信じられないほど良いのですが、これは、インフレ対策のため高利率になっているのです。インフレというのは通貨の価値が下がるわけですから、長期的な為替レートは、円高新興国通貨安になっていくというものです。そもそも、為替レートは自国通貨と外国通貨の名目金利の差によって決定される「金利平価説」というのもあります。

 また、一物一価の法則といって、物やサービスの価格は、国が違ってもやがて一つに収斂されていくという説も有力です。この考えを元にした各国マクドナルドのビッグマックの値段で比べるビッグマック指数というのが有名ですね。こうしたことから、名目上金利が高くても、結局円高が進んで、円建で見た場合はあまり利益がでなくなるという見方です。

 さて、新興国債券投資の欠点として、為替手数料が高いというのがあげられます。SBI証券のトルコリラと円の為替手数料は、片道2円50銭。ということは円をリラに変えてまた円に戻すと5円かかり、現在のレートからすると、約11%もかかってしまうということです。さらに、シリアをはじめ、中東情勢は混沌としており、トルコという国自体のリスクもあります。

 それでも購入に踏み切ったのは、これが割引債で複利計算で6.488%になること。単利だと7.511%に上ります。だから単純計算で、6年のうち、1年ちょっとは手数料で消えるとは言え、4年半以上、7%で回せるなら許容範囲かなと思いました。実は5月にもっと条件の良いものがあったのですが、ためらっているうちに締め切られてしまいました。トルコリラも最も円高が進んでも40円を割ることはないと判断したこともあり、今回は条件が悪くなったとはいえ、投資してみる しかし、父さんはこの考えに懐疑的です。ひとつは一物一価の法則が成り立つには、市場が完全に自由取引が行える必要がありますが、新興国はもちろん、日本もそのような状態になっていないということです。例えば僕はピザが大好きですが、宅配ピザの値段は日本と米国では、日本の方が2倍以上も高い。だからといって円安になるとはとても思えないのです。

 専門的な見地からいうと、シティバンク銀行から「通貨投資戦略」という専門書が出ています
通貨投資戦略通貨投資戦略
(2009/12/11)
シティバンク銀行 個人金融部門

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が、実需が中心だった以前と違い、90年代半ばからは投機的な資金が為替市場に流れ込むため、金利平価説は崩れていると、指摘しています。

 そもそも、金利平価説のいう長期とは1年なのか10年なのか、というのもわかりません。個人投資家向けのデータを集めた素晴らしいサイト、「myINDEX」http://myindex.jp/ のデータによると、過去20年で最もリターンが良かったのは、現在の円高状況にもかかわらず、新興国債券なのです。

 こうしたことから、金利の高い新興国債券も分散投資の対象としています。果たして吉と出るか凶と出るか。

 なお、この判断は投資の素人である父さんが勝手に考えたものであり、信ぴょう性は一切担保されておりません。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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