投信は人気商品に飛びつくと火傷する

 人気商品でみんなが購入しているといわれると飛びつきたくなるのが人情ですが、投資信託に関しては敬遠したほうがよさそうです。日経新聞が昨年1年間の資金流入額の多い日本株型投信のランキングをまとめていますが、いずれも惨憺たる結果です。

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 流入額トップの「日本株アルファカルテット」は1年間で分配金込みでもマイナス21.6%も下落。この投信の欠点については相互リンク先の「The Arts and Investment Studies」さんで指摘していますが、高分配金が人気とはいえ、あまり複雑な仕組みの毎月分配型は損するという典型です。

 2位から5位までは新規設定の商品が入りました。6位の大和ファンドラップ日本株式セレクトの騰落率は0.3%、7位の日本株厳選ファンド・円コースは0.7%、8位の野村ファンドラップ日本株は2.1%とほぼ横ばい。9位の日本株厳選ファンド・ブラジルレアルコースはマイナス25・9%と大幅に下落しています。10位のニッセイJPX日経400アクティブファンドのみ、17.2%とインデックスを大幅に上回る成績を残しています。

 ちなみに、「eMAXIS JPX日経400インデックス」のリターンはプラスの6.33%、「eMAXIS TOPIXインデックス」はプラス8%です。1年リターンが分かる上位6本のうち、 インデックスを上回る成績だったのは「ニッセイJPX日経400アクティブファンド」だけでした。

 上位10本のファンドはいずれもアクティブで、コストがインデックスよりも高い。信託報酬はニッセイJPX日経400アクティブファンドが1.57%なのに、eMAXIS TOPIXインデックス0.43%です。購入手数料も前者は3.24%で後者は無料。1%以上の差があるため、よほどファンドマネージャーが長期にわたって活躍しないかぎり、今後もインデックスを上回るのは難しいと思われます。

 投資信託の人気ランキングは、金融機関がプッシュしたものが上位にくると推定されます。それは購入者にとって得なものと限らず、金融機関にとってお得な高コストや手数料のためのものなのです。

 「日本株アルファカルテット」のこの1年の資金流入額は3423億円。インデックスや、直販系のアクティブをはるかに上回る資金を集めているのに、このていたらく。人気商品にうっかり手を出すと火傷だということを肝に銘じなければなりません。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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