日本株のインデックス投資はダメ? ひふみ運用報告会

 ひふみ投信の第七期運用報告会にいってきました。ひふみマザーファンドの残高は期末で782億円、直近の11月20日で900億円を突破。1年前から3倍増になっています。直販のひふみ投信より、地銀や証券会社で販売されているひふみプラスが猛烈に伸びていますので、やはり、販売会社の力はすごい。

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 基準価額は設定時の2008年9月を100とすると、9月末に309に。同期間のTOPIXは150にしかなっていないので、大きく勝ち越しています。ひふみが強い理由について、藤野英人社長は「インデックスファンドは0.何パーセント下げてすごいと騒いでいるが、私はアメリカなどではインデックスは肯定するが、日本株ではインデックス投資有効でない。TOPIXの80%は時価総額上位100社で占められているが、日本の大企業の大半は一生懸命業績を上げようとしていない、そんな会社に8割を投資している」とインデックスをdisりました。

 日本の大会社はサラリーマン社長が多く、業績を上げても高額のサラリーはとれず、それだったら自分の短い任期中に問題を起こしたくないため、積極的に新規事業を開拓することなどはないそうです。だから、能力のある創業オーナー社長の企業に投資するのは当然ですが、二代目のボンクラ社長でも、「頭の良い」サラリーマン社長よりましなことが多いということ。

 そして、他のアクティブファンドは「母親の言うことを聞いて、受験の勉強をしてきたファンドマネージャーが大半で、大企業=すごいという価値観にそまっている」そうで、だから、企業をしっかりみているひふみが強いと自画自賛しました。

 日本株のインデックス投資は、藤野さんの指摘する欠点があてはまるかどうかは分かりませんが、僕個人のポートフォリオでは、コアは国際分散のインデックスファンドなので、サテライトとして、ひふみ投信など直販を一部積み立てています。日本株のインデックスはスポットで少々もっているだけで、生株が一番多い。

 また、社長論については、ちょっと俗論ぽくて同意できません。たとえば、西武鉄道、ライブドア、大王製紙など、創業オーナーや2代目が問題を起こした企業は多々あります。海外でもエンロンやリーマンショック時の金融機関をみていると、高額のサラリーを社長がもらっていても、変なことをする企業というのはたくさんありました。ただ、中小型株はオーナーシップが必要な企業が多いのも事実なので、中小型株に強いひふみなら、そういう発想でもいいのかもしれません。

 今後については、アメリカの利上げはある程度折り込み済みで、中国経済も過度な悲観は必要ないとしましたが、日本ではデフレが復活する兆しがあるそう。そのため、デフレに備えたシフトを行っているそうです。

 このほか、興味深かったのが、新人女性アナリストの樋口直子さんは、学生時代、東京薬科大生生命科学部で脳神経機能学を研究していたとのこと。行動経済学を進めると、脳機能の解明の観点からの理解も必要といわれますが、ひふみもそうした観点の採用なのでしょうか。とんでもない斬新な手法が出てくるのかと楽しみにしています。

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disる相手が違う

どの直販ファンドでも顔役たる代表がいろいろ媒体でその教義を拡散しようとしていますが、disるべきはインデックス投信ではなく、他のヘナクソな成績しか上げられないアクティブ投信ではないでしょうか。(すでにやっている?)

それらの投信に常勝できる自信があるのなら、三菱東京UFJ投信や三井住友アセットマネジメントにもっと喧嘩を売らんかいと言いたくなります。

(三連投すみません、興味深い記事が続いたもので。)

Re: disる相手が違う

ひふみは、全方向に喧嘩を売っていますし、特に、日本のファンドマネジャーはマザコンばかりなんて
直販ではなく大手を念頭にいれているのだから、笑ってしまいます。
まあ、過去の実績からそれだけ強気にいえるのであって、受益者としては今後も好成績を
あげてもらうように祈るしかないですね。

No title

私も運用報告会に参加していました。

社長論については、昔、日経ベンチャーに特集記事があって、オーナー企業の方が収益力が高いという調査結果が載っていたので、これは正しいだろうと考えています。
日本一の企業であるトヨタ自動車はオーナー企業ですし。

ひふみはファンドマネージャーは文句なく優秀ですが、3000億円の壁は大きな懸念材料だと思います。

Re: No title

コメントありがとうございます。

優秀なオーナー企業の収益力が高いというのはいうまでもありませんが、
オーナー企業でもダメな会社はいっぱいあるわけですから、一律に決めるのは
どうかな、というのが正直な感想です。
営業利益率でいえば、国際石油帝石とかJR東海はベスト10に入っていますし。

ひふみが3000億円にいったら、海外株も組み込んでいけば面白いかな。
前に藤野さんもちらりといっていたこともあるし、日本市場だけでは
3000億超えるファンドには小さすぎるのではないでしょうか。

No title

>オーナー企業でもダメな会社はいっぱいあるわけですから、一律に決めるのはどうかな、というのが正直な感想です。

日経ベンチャーの調査ははっきりと覚えていないのですが、上場企業をオーナー系と非オーナー系に分けて、そのROEの平均を調査したものでした。
なので、一律ではなく平均の収益力がオーナー系の方が高かったという結論です。

もっとも、ROEの高さとリターンの高さに相関があるのか、という疑問はありますが。


>ひふみが3000億円にいったら、海外株も組み込んでいけば面白いかな。

これは面白そうですよね。
報告会の後に知人投資家で集まった際に、そういう話題が出て、そういう方法があるかと思った次第です。

Re: No title

再度のコメントありがとうございます。

ひふみはリターンをあげている限りは、藤野さんの眼力を信じても大丈夫なのでしょう。
ひふみの外国株投資への進出は、以前のセミナーではいっていたのに、運用報告会では
でなかったので、ちょっと意外な気がしました。このままだとあと2年ぐらいで3000億円
いきそうですものね。

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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