自称貧困が多すぎ マスコミにあおられないように

 最近、下流や貧困といった言葉がブームです。確かに生活保護受給世帯が過去最悪になったり、6人に1人の子供が相対的貧困状態にあるなど、貧困対策は急務で、政府も数々の施策を打ち出しています。しかし、マスコミをみると、何でもかんでも貧困といって、僕より金がありそうな人まで貧困にいれているありさま。この手の記事は、きちんと精査する必要があるのでは。

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 例えば、ダイヤモンドオンラインに「貧困寸前!急増する「女性の生活苦」知られざる実態」という記事が掲載されています。 これをみると、「若年層を中心とする女性の貧困は深刻」「貧困に陥る可能性はもはや誰にでもあるという現実」などと、ショッキングな見出しや文章が並んでいます。

 でも、中身を読んでみると「同世代の友人がタワーマンションを購入とか、海外旅行に頻繁に行くSNSの投稿を見ると憂鬱になり、自分の今の現状が辛くなる」。いや、僕もタワーマンションなんか購入できないし、海外旅行は新婚旅行以来10年以上もいけてないのですが。

 「夫に倹約してほしいと訴えているが、『努力しているけど、すぐには変われない』と開き直り未だに浪費している」。これって社会制度の問題でなくて、夫婦の問題では? 「週一の飲み会に行けなくなった時」。すいません。僕も週一で飲み会なんていけません。1カ月に1度も行けないときもあります…

 本当に貧困な人は、それこそ、家で食事が食べられずに学校給食で飢えをしのぐ子供や、最後におにぎりを食べたいといって亡くなった方々のことを指します。こういう人に優先的に支援をしなければなりません。しかし、貧困でもない人が自分も貧困だといって、マスコミがそっちに注目すると、本当に苦しんでいる人への注目度が落ちてしまいます。

 この記事にはアンケートに答えた20代、30代の収入がのっていました。厚労省の国民生活基礎調査をみると、日本で、これを下回ったら相対的貧困というの貧困線は122万円ですから、年収はざっくり200万円程度と推定されます(*世帯人員、職業などで違う)。しかし、このアンケートをみると、自分が貧困と訴えている人で年収200万円以下は33.4%しかいません。中には年収600万円台の人も7%入っています。それだったら、年収200万円以下の人にスポットをあてればいいのに、なんでごっちゃな記事を出すのでしょうか。

 先日読んだ「老後破産対策本」では、安心な老後には世帯で1億円の資産が必要と書き、投資をあおっていました(そのうち、書評を書きます)。病気、リストラなどで貧困に陥る可能性がある人は、僕も含めてかなりの数に上るでしょうが、1億円なんてどっから出てくる数字なのか。これを読んであきらめる人もいるのでは。読者のほうで、何が正しいか見極めないと、老後破産や貧困対策はとれないと思います。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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