【投資本62】出口治明著 働く君に伝えたい「お金」の教養 ポプラ社

 ライフネット生命の会長兼CEOの著者が、若者から不安があると相談を受けたのがきっかけ。その不安の正体はお金であると見抜き、どうすれば不安から抜け出すか具体的に書いています。



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「知る」「使う」「貯める」「殖やす」「稼ぐ」の各章に分かれています。「知る」では今の日本の財政状況を簡単に説明したうえ、「ホントとウソを見極める能力」が必要として、日本破綻論のような極論に騙されないよう呼びかけています。また、世代間格差にとらわれすぎると不安が高まるとの忠告も。

 他の章の内容は、マネー本などでみられますが、第一章については、経済界の最前線にいる人が、政治や経済をどうみているかが知ることができ、この本でもっとも重要な部分だと思います。

 個別のお金の使い方については非常に合理的で、僕も納得できる部分が多かった。生命保険についても、専門家ならではのシビアな見方をしているのは良かったです。ただ、介護については、「親は放って置いた方が元気で長生きする」と親の面倒を見る必要はないとしており、これは、現在の日本にはまったくあわないのではないでしょうか。

 平均寿命が長くなる一方、健康寿命の伸びはそこまで追いついていないわけですから、一人暮らしの親が、病気やけがをしたときに、その負担は子供にかかってくるわけです。ヨーロッパの一部の国みたいに終末医療はせず、安楽死を認めるような国ならいざしらず、日本社会で、親を放置して孤独死させるのは、本人の心理的にも、周囲の目もかなり厳しいものがあるのでしょう。それなのに介護の費用を用意しなくていいと言い切るのは、いかがなものかと思います。

 ただ、それ以外の部分はおおむね首肯できますし、少なくとも1章だけは読めば参考になると思います。

 内容    ★★★★
 読みやすさ ★★★★★

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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