マンション投資に失敗し、中学教諭が着服




教諭は投資目的でマンションを購入していたものの借り手がいなくなり、ローンの返済が滞っていたとのこと。仕事にも身が入らなかったのか、テストの採点もしないで、他の教諭が代わりに行うこともあったそうです。
教師というお堅い職業だと、金融機関はお金を喜んで貸したのかなと思います。でも地方で公務員だと給与水準も高いだろうに、なぜ、借金までしてマンション投資を行ったのでしょうかね。しかも、着服までしたらこんなふうに、懲戒免職になれば、あと少しでもらえたはずの、数千万円あろうかという退職金もパアーになっちゃうのにもったいない。
それにしても、着服額がたったの11万円というのもなんとも哀しい。部員が不思議に思って、すぐにばれちゃうだろうし、借金がいくらか知りませんが、11万円ぐらいでは全額返済にはほど遠いでしょう。
マイナス金利の影響もあり、著名評論家も借金してまで不動産投資を勧めたりしていますが、何度も書いてあるように素人は安易に手を出さないほうがいいと思います。しかも、都心ならまだしも、地方都市ですし。
この人の人生を考えると、大きくマイナス収支になったマンション投資でした。
*FISCOソーシャルリポーターの記事「セル・イン・メイはもう古い?」をアップしています。ぜひご覧ください。