世界の株価はずっと荒れ模様か 野村セミナー





 野村證券のセミナー「国内外の政治・経済情勢」にいってきました。講師は同社シニアエコノミストの吉本元さん。話をきいていると、世界中が地政学リスクにあふれていて、ずっと株価は荒れ模様になりそうな感じです。



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 まず、ヨーロッパ。イギリスのEU離脱(ブリクジット)騒動の余波はまだまだ続きそうです。まず、イギリス内部での離脱手続きが迷路にはまったよう。国民投票の結果には法的拘束力がないため、国内法を整備する必要がありますが、下院議員の7割が残留派です。そのため下手すれば2020年の総選挙までぐたぐたが続く可能性があるそう。一方で、他のEU諸国の離脱派に与える影響は大きく、特に、フランス、ドイツ、オランダで来年選挙があります。それぞれ、右派、離脱派が力を付けており、現政権が敗れるようだと、EU全体に混乱が広がる可能性があります。



 次にアメリカ大統領選。共和党はトランプさん、民主党はヒラリーさんが候補となりました。吉本さんによると、トランプさんはヒスパニックを敵視しているため、フロリダなど大票田を落としそうなこと、選挙資金が乏しくなっていることなどから、苦しい戦いとなりそう。



 しかし、ヒラリーさんが大統領になっても、マーケットには冷たくなりそうです。もし、共和党が多数をしめる議会とねじれが生じた場合、来年3月、再び政府の財政危機問題がクローズアップされます。また、サンダース支持者に配慮して、リベラル寄りの政策=ウォール街敵視の政策をとったり、財務長官にウォール街嫌いでしられるウォーレン上院議員を指名する可能性もあります。さらに、ヒラリーさんもトランプさん同様、最近、TPPに慎重姿勢をみせています。



 一方、トランプさんが大統領になると、FRBを敵視して2018年に任期が切れるイエレン議長を更迭すると宣言しているのをはじめ、外交、金融、財政などさまざまな混乱が起きそう。こうしたことからアメリカ大統領選は市場の不透明感を高めるリスクがあります。



 さらに、中国の問題があります。昨夏、今年の初めのような急速な元安に伴う混乱がいつ起きるかわかりません。また、中国は構造改革をいっていますが、来年の共産党大会前は、痛みを伴う改革は難しそう。逆にいうと共産党大会後は、何が起きてもおかしくないわけです。



 このほか、トルコのクーデターで軍、警察が弱体化され、中東でテロの危険が高まりそうなことや、リオ五輪後のブラジル政府汚職の捜査など、新興国も全般的にリスクが高まりそうです。



 日本は短期でいえば日銀の追加緩和と政府の2次補正が焦点ですが、安倍さんの自民党総裁任期延長論が高まれば、年内にも衆院解散総選挙がありえます。そうなった場合、経済は二の次になってしまうこともありえます。



 最近、株価は好調ですが、吉本さんの話を聞くと、日米欧中新興国と世界中で今年、来年は地政学リスクが起こり、株価は荒れそう。コツコツ投資家からすると、慌てず心臓を落ち着けることぐらいしか、対処はなさそうですが、あとになるとそれが一番賢い対応だと思ってます。

 

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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