貧困問題解決に重要な記事があった



 沖縄タイムスに「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」という連載が掲載されています。筆者は沖縄で事業再生・経営受託を専業とするトリニティ社の樋口耕太郎社長。沖縄だけにとどまらず、貧困問題解決に向けた多くのヒントがありました。

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 樋口さんの主張は端的にいうと、教育費用の援助、給付型奨学金など現在とられている貧困対策は重要であるが、対症療法にしかすぎない。貧困を緩和するだけで、決して解決はしない。それどころか、援助に依存してしまって、長い目でみれば悪化させる可能性が高いというものです。

 目の前の苦しんでいる人は確かにかわいそうですが、真に重要なのは補助金に頼らず、所得を上げる必要があるということです。すなわち貧困問題とは経済問題であるということと樋口さんは訴えます。僕もまさにその通りだと思います。昨年のノーベル経済学賞を受賞したディートンの研究なんかでも、アフリカの貧困問題で、先進国から援助されるほど、解決が遠のいているというのが明らかになっています。沖縄に限らず、世界中で同様の構図になっているわけです。

 ただし、所得を上げるというのは時間がかかる。だから、目前に苦しんでいる人に寄付をする行為も重要だと思い、僕は実践しています。問題は、政治、行政、マスコミ、援助問題関係者などが、目先の対症療法ばかりに気を取られてしまうことです。

 貧困問題にとりくむ社会運動家の人たちが、金持ちや大企業から税金をとれば解決するという、共産党的な分かりやすい主張をしていると、残念な気持ちでいっぱいになります。僕自身、累進課税強化やストックを多くもつ人への負担増は一つの手だと思いますが、それで貧困問題は解決しません。やはり、所得の全体的な底上げが必要であり、現政権の経済政策はその問題を理解しているとみています。

 しかし、今回の参院選や都知事選をみても、野党、マスコミは目先の対症療法ばかりで、むしろ政府の足を引っ張ることしかしていません。GPIF批判なんかまさにそうですね。勉強不足というよりも、政府の悪口をいえば仕事していると勘違いがあまりにも多すぎる。こうしたなか、わりと政府に批判的な沖縄タイムスに樋口さんのような記事がのったのは、救われた思いでした。

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No title

お世話になっております。

沖縄系新聞社はマスコミの中でもかなり左よりで、共産系の新聞。
共産主義とは恐ろしい発想と言うのは自明ですが、
未だそういった主張が幅を利かせているのが沖縄の現状です。

経済発展無しで貧困問題は解決しないのであり、単純に富裕層増税と言う安直な方法では上も下も死んでしまいます。

全体の所得を上げるには、政府の財政出動しかないのですが、今回の20兆規模と言われた経済対策も、事実上3兆円しか出動しませんので、需給ギャップが追いつかず、失敗に終わりそうです。

Re: No title

コメントありがとうございます。

その沖縄の新聞に外部筆者とはいえ、真っ当な
経済論が載っていたので感心しました。
財政出動に関しては財務省ネックだと思ってます。

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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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