民主党政権が崩壊したのはエクセルの計算ミスのせい



 僕が信頼している数少ない経済学者に立命館大の松尾匡教授がいます。彼はマルクス経済学系の人で、反安倍政権をいっているので、安保論、憲法改正問題などについては、ちょっと違うのではと思うところも多々ありますが、経済政策はしごくまっとうです。

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 その彼の「この経済政策が民主主義を救う」を読みました。今年1月に発行された本です。アベノミクスの第1の矢である金融緩和と第2の矢の財政出動のコンボは成功であり、欧米ではサンダースやコービンといったリベラル派がこのような政策を訴えているのに、日本ではリベラル派が緊縮財政を唱えているのはおかしい。金融緩和でジャブジャブのお金を福祉政策に回すようにするのがリベラル派の役割だと主張しています。

 そして、アベノミクスの失敗は消費税の引き上げであり、そのことに気づいた安倍政権は消費税の再引き上げを延期するだろう。野党はアベノミクスの失敗だと宣伝しているが、失業率など各種指標をみても、民主党時代よりはるかに改善しており、国民もそれを実感している。だから、アベノミクス批判をしても何ら効果がないとしています。政権寄りの人ならともかく、左派の経済学者からもこういう意見が出るというのは貴重ですし、まっとうだと思います。

 さて、松尾さんは民主党が政権を失った理由として、財務省に脅かされて公約になかった消費増税や緊縮財政をとり続け、景気も回復せず、人々の期待を裏切ったことを上げています。

 では、なぜ、緊縮財政をしたのか。当時、ハーバード大のラインハートとロゴフの論文で、国の借金が増えると経済成長率が落ちるという結果が出ており、公的債務削減が求められていました。ところが、この論文の結論はエクセルの計算ミスだということがわかったのです。その結果、緊縮財政押しつけは誤りだとIMFが認めるほど。にもかかわらず、民主党政権は財務省に踊らされて、有権者に見放されてしまったと分析しています。

 民主党時代の外交面の迷走やその後の安倍内閣の登場を考えると、日本の運命を大きく変えたエクセルの計算ミスだったといえるでしょうね。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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