「貯蓄から投資へ」がうまくいかなかった訳は



 フィデリティ退職投資研究所の野尻哲史所長が、フィデリティ投信のサイトでコラムを始めましたが、これがなかなか面白い。第一回は「「貯蓄から投資へ」がうまくいかなかったのはなぜか?」です。

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 貯蓄から投資というキャッチフレーズはずいぶん長く、確か1998年の橋本ビッグバンでも使われていた記憶があります。しかし、個人金融資産をみると、この15年間変化はなく、預貯金の比率は52%、有価証券は16%と大差を付けられ、欧米に比べて有価証券の割合は低いです。

 野尻さんは「貯蓄から投資へ」は手段なのに、目的と思われているから混乱していると指摘。そもそも個人金融資産を増やすためのものなのです。個人金融資産は1987年を100とすると、米国が6.2倍、英国が5.4倍、日本が2.0倍と、全然増えていません。これは預貯金偏重なのかと思いきや、同期間の預貯金も米国が5.7倍、英国3.3倍に対して日本は2.3倍と全然少ないのです。野尻さんは貯蓄ではなく「所得から投資へ」をする必要があると訴えています。

 ここからはコラムから離れるのですが、僕が思うに、結局、長いデフレで名目GDPが全然増えていないことが一番の原因だということでしょう。デフレマインドは日本人にしみつき、さらに消費増税もあり、日銀は2%のインフレ目標達成時期を、黒田総裁の任期中には断念しました。

 デフレが続くとなると、預貯金には一定の合理性はあります。しかし、銀行預金をうっかり時間外などに下ろすと、手数料だけで何十年分の利子が吹き飛んでしまいます。一方、日本株は欧米と比較すると割安になっており、世界の経済の成長にのることも資産を増やすためには必要な手段だと思います。そう考えると、今の預貯金を崩してまで投資する必要はないけど、所得を国際分散の投資に回すというのが、一番合理的という結論になりそうです。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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