トランプ大統領より怖いニュース





 大統領選でトランプさんが勝ったことで、世界はどうなるのか、リベラル派を中心に嘆きや怒りが聞こえてきます。ただ、個人的には先週というか、今年一番怖かったニュースは、アメリカ大統領選とは全く関係のない出来事でした。



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 NHKより、人工知能「東ロボくん」 東大を断念。国立情報学研究所などを中心とした国内の研究チームが、人工知能で東大合格を目指すプロジェクトを進めてきましたが、とうとう東大合格をあきらめたというニュースです。AIは読解力は人間より劣っているので、東大合格水準までの成績はのぞめないということです。



 一体何が怖いのか。以前、プロジェクトリーダーの新井紀子先生のお話しを聞いたことがあるのですが、あらかじめ想定される結果でした。数学、社会など知識を問う教科ではAIは人間に圧勝しています。そのため、有名私立大学には合格できる水準に達しています。もし、AIが東大に合格できるのだったら、さらに研究が進めば、人間はAIに知的能力はかなわなくなります。逆にいうと、人間 VS AIで人間側に格差はありません。



 ところが、今回の結果でわかったことは、人間のごく一握りのエリート>AI>大多数の人間という世界が、ごく近い将来、恐らく10年以内に出てくるのではないでしょうか。つまり、エリートはAIと一般人のコストの安い方を使って、もうけを独り占めする世界が到達することになります。



 もちろん、生産性が向上するから、先進国で餓死ということはまず考えにくく、最低限のセーフティーネットはできます。しかし、わざわざ年収500万円~2000万円クラスのサラリーマンや自営業の仕事を人間にさせる必要は薄くなり、今の世帯当たり年収の中央値427万円が、半減してもおかしくないかも。



 新井教授は人間がAIより強いのは読解力なので、教育もそこを重点にするべきだとしています。しかし、今の幼い子供ならともかく、社会にでている大人にとっては手遅れです。雇用の流動化の促進も踏まえて、大部分の人には明るい未来が待っているように思えません。日本の場合、解雇規制が強いのが救いですが、規制をなくせとの声も経済界や学界などでは強いですし。



 そうしたなか、反進歩ともいうべきトランプさんが大統領になるというのは、逆説的に世界を救うのかなという気もしてきました。彼は取り残された人の怒りを吸い上げて当選したのですから、急激な進歩に待ったをかけるやもしれません。もっとも成功したビジネスマンなので、当選したら態度を豹変させる可能性もあるでしょうけど。



 なんやかんやで、AIが人間の雇用を奪うのは取り越し苦労かもしれません。でも、暗い未来が待っているリスクも想定していたほうが、いざというときの心構えになります。何度か書いていますが、収入が減らないうちに、金融資産をどうするか、真剣に考えられるかどうかが、今後の生き残りのカギになるでしょうね。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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