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セゾン投信運用報告会

 セゾン投信の運用報告会に行ってきました。通常のセミナーと違って運用報告なので、数字を読み上げる真面目な説明が多く、会場も空調が効きすぎて暑かったせいか、途中でついウトウト。でも、質疑応答で夢を語る中野社長の話を聞けただけでも、土曜日を潰していった甲斐がありました。

 運用報告会では冒頭、中野社長が「来月でまる六年になるが、アベノミクスでお客様の顔つきが変わった」とあいさつ。資産残高が670億円、顧客数5万6000人を達成し、黒字化のめどの700億円まであと一歩にせまったことを報告されました。そのうえで、「ぼちぼち次のステージに行きたい」との抱負も述べられました。

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 セゾン投信(あるいはネット証券全般)の大きな特徴は、利用者の4分の3が40代以下と現役世代の利用者が多いことだそうです。大手証券会社利用者の大半が団塊の世代以上であることに比べると、「早ければ5年後には業界に大変動がおこります」との予言も。今はアベノミクス効果が出ていますから、証券業界全体が活性化していますが、顧客層を考えると本当に大手対面型証券会社の没落が起こりえそうで怖いですね。

 続いて瀬下ポートフォリオマネジャーの運用報告があり、投信の基本的理論の説明が中心。10分間の休憩後、バンガードジャパンの加藤社長の、バンガード社についての説明、ファンドコンサルティングパートナーズの房前代表の運用状況レビューがありました。

 最後に質疑応答がありましたが、これが一番面白い。まず、米バンガードがインデックスをMSCIからFTSEに変更してコストを削減したが、これはセゾンバンガードにも反映されるかの質問。加藤社長は、セゾンバンガードはアイルランド籍のバンガードのファンドに投資しているため、今回の変更には関係ないとのこと。ただ、中野社長は日本で儲かっている投信はあるが、利用者に還元している例はほとんどないとして、セゾン投信が黒字化した次のステージの一つの施策として、コストを少しずつ下げていく方針を明らかにしました。

 また、セゾンバンガードグローバルバランスと個別株、アクティブ投信の3つに投資しているが、どれかひとつに絞らなければならなくなってどうしたらよいか、との質問に対しては、加藤社長はセゾンバンガードを推奨。「セゾンバンガードが必ず儲かるわけでなく、相場によっては個別株やアクティブのほうが儲かるかもしれない。しかし、暴落時にけがをしないためにはできるだけ低コストで分散するしかなく、それはセゾンバンガード」と説明しました。ドルコストの時間分散までも含めて、儲かることよりも、大怪我をしないことのほうが個人投資家にとって大切でしょうから、その説明に納得できました。

 興味深かったのは、住宅ローンとセゾンの積立とどちらを優先するかで加藤、中野両社長の意見が一見、分かれたこと。実は同じことをいっており、デフレの今ならば住宅ローン返済を重要視すべきだが、今後インフレになった場合は積立のほうが有利になるとの分析でした。このほか、セゾン投信は引き落としからファンドの購入まで他の投信とくらべたら時間がかかるとのクレームも。これは、コスト削減のため、セゾングループのシステムを使っているための回答でしたが、質問者のかたは、まだ納得がいかなかったようです。

 そして、中野社長が今後についての夢を語りました。820兆円の預貯金が氷漬けになっている日本の現状を打破し、より、リスクマネー化して日本経済を動かせる21世紀型の金融立国を目指す礎にしたいとの、何とも壮大な計画でした。僕も中野社長のこの夢は素晴らしいと思います。日本の金融機関が目先の利益をえるために個人投資家を踏み台にする、いわば焼き畑農業的経営をしているのに対して、セゾンなどの直販やネット証券の一部の顧客第一主義が、日本の金融業界、ひいては経済そのものを変えていけばどんなに素晴らしいことになるでしょうね。夢物語みたいだけど、こういう公的な場所で正々堂々と話せるセゾン投信を、本当に応援したくなりました。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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