不動産投資で自己破産する金持ちが増加




被害者は年収2000万円以上のサラリーマンや医者というから、僕の何倍も収入があるかたがたです。しかし、金を稼ぐ力と守る力は別なのでしょうか。記事によると、50代のある医師は合計8億5000万円もの賃貸住宅を購入したものの空室が多く、全部処分しても2億円の借金が残るため、自己破産したとか。
不動産会社から紹介された金融機関が、3.5%以上の金利で融資をしたそうです。住宅ローンと違って、投資用物件となると、やはり、そのくらいの金利はとられるのでしょうかね。
不動産投資が成功している人もいますが、やはり、基本的な勉強のうえ、個別物件をきちんと調べて、契約書も精査する必要があるでしょう。セミナーへいったり、有名人が勧めているからといって、いわれるままに借金までして突っ込むのはいかがなものかと思いますね。
まして、国内ならまだしも、言葉もろくに通じず、法律も違うような海外不動産に投資するのはチャレンジャーだな、と思います。だいたい、医者や高給取りのサラリーマンなんて、物件を調べる暇はないでしょうし、そういう人ほど、インデックスのほったらかし投資があってるのにな、という気はします。
まあ、年末ジャンボ宝くじの1等10億円があたれば、500万円ぐらいミャンマーの不動産に突っ込んでも面白いかと思いますが、そもそも、宝くじを買っていない僕には無縁のはなし。不動産業者や金融機関のいうことは眉につばをつけて、自分で探す力がないと、せっかく高年収でも破産しちゃえば意味がないですよね。