そんなにうまく相場はあてられない



 トランプ効果による株価上昇はどこまで続くか分かりませんが、そろそろバブルではないかという意見が個人投資家では強いようです。その証拠として、信用売残が増えていると、少し前に日経新聞が指摘していました。確かにこれから相場が下がるのならば空売りはもちろん、高値で売って、安くなったときに仕込むことが可能ならば大もうけです。けれどもそういうことができるのは運と才能の両方がなければ無理で、僕にはとてもできないと思っています。

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 アメリカの調査会社ダルバー社は、毎年、個人投資家の行動についてレポートをまとめています。その結果、大部分の個人投資家の残念な行動が明らかになっています。同社のレポートを参照にしたセゾン投信の中野社長によると、1984~2013年の30年間、S&P500インデックスは年平均11%のリターンでした。ところが、同じ期間の個人投資家の平均リターンはわずか3%に過ぎません。

 つまり、多くの人がバイ・アンド・ホールドしていれば大もうけしていたはずが、自分の相場観で売買したゆえに、とんでもなくもうけそこねていたということです。アメリカの著名なバリュー投資家、ビタリー・カツェネルソン氏も著書「バリュー株トレーディング」で同様のことを指摘しています。



 カツェネルソン氏が引用した期間は1984年~2002年とちょっと古いですが、その間、S&P500のリターンは年平均12.2%だったのに、個人投資家は2.57%しかありませんでした。驚くべきことに、この間の平均インフレ率は3.14%。インフレに強いといわれている株式投資をしているのに、インフレ率にすら負けています。アメリカ国債(短期債ですら5.5%)を買っていたほうがまだましだったというのです。

 カツェネルソン氏は「恐怖心と貪欲にくらんだ一般投資家は、株価の上昇期に買い、下落すると早々に売ってしまう」と指摘します。そして、「彼らが長期の投資期間を持とうとしても、それだけの期間にわたって株式を保有する忍耐力はない。投資家が安定したリターンを得るためには、長期のスパンで投資を考える必要がある」としています。

 もちろん、バフェットさんを筆頭に恐怖や貪欲にくらんでいない精神力をもったり、買い時、売り時が分かる才能を持った投資家もいるでしょう。また、アメリカのデータをそのまま日本にもってきて役に立つのかという点もあります。しかし、世界で最もポピュラーなインデックスに個人投資家の成績がここまで劣後しているとなると、タイミング投資がうまい投資家はほんのごくわずかしかいないことになります。バイ・アンド・ホールドが平凡な投資家には一番合っているという思いを強くしています。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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