ファンド・オブ・ザ・イヤー10周年は盛り上がる




3位はバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)、4位はiFree8資産バランス、5位はセゾン・バンガード・グローバルバランス。特別賞にひふみシリーズ。最近の投信コスト革命で登場した新ファンドと、何年もおなじみのファンドの両方が上位にきた印象です。僕はセゾン・バンガードに全票を入れています。
コスト革命も重要ですが、ロングセラーの投信はアメリカでは当たり前でも、日本ではこれまで少なかった。そうしたものも上位にあるのはうれしいです。
10周年ということで、金融庁の森長官からのメッセージが読まれ、会場はどよめきました。メッセージでは「良質な投資商品を普及させる上で、投資家自身が投資信託の質の向上に向けた取組みを進めていくことは、とても有意義」と、このイベントを激賞しました。
また、委員長のrennyさんとベテランブロガーのm@さんが、この10年を振り返り、今後を展望するトークショーも実施。第一回はrennyさんのブログ上だけで行われたなど、僕も知らないことが紹介されました。
販社への影響が出ており、投信ブロガーからの人気のバンガード広報、金野さんは「(日本では)世の中に出ていなかったバンガードがでたのもこのイベントがきっかけ」と語るなど、個人投資家の声が業界全体をつきうごしたともいえましょう。
懇親会には金融庁や投信会社の方もお見えになり、個人投資家と率直な意見交換。僕自身も、全国から見えたかたとお話しできて、うれしかったです。
運営委員会の皆さん、懇親会実行委員の皆さんありがとうございました。