東証IRフェスタに参加しました(上)

 15、16日に東証IRフェスタが東京国際フォーラムで開かれました。上場企業約60社が出展して自社の投資情報を説明するほか、講演会、証券会社のセミナーなどさまざまな催しが行われます。面白そうなメニューが目白押しで、全部は参加できませんでしたが、貴重なお話をたくさん聞けました。

 このところの株高を反映してか、15日は雨交じりというのに1万人近い来場者が訪れ、会場は熱気にあふれていました。私は個別株はやらないので、主に、講演会を聞いて回りましたが、基本的にみな強気。まあ、この手の予想は当たるにせよ外れるにせよ、何らかの理屈はつけられるので、あくまでも自分の判断が必要となりますが、夏まではリスクオンとのこと。

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 最初に聞いたのは経済評論家の木村佳子さんの講演。現在の株高はアベノミクスではなく、円安で押上げており、アベノミクスが機能すればさらに株高になると分析。過去の株高も理想買いが最初で、そのあと現実買いに移行したとしました。今後の注意点としては、新日銀総裁の実質的に最初の金融決定会合となる4月26日が、新日銀総裁がだれになるにせよ、海外からも注目されており、非常に重要な日だと話していました。まあ、けねんざいりょうはあるものの、参院選までは上り調子で、7月にはボーナスを手にした個人投資家が参入し、9月前半までは相場は持つとはなされました。

 また、チャートをもとに、円安相場で上がった企業が、いったん大きな陰線がでて、下がったら売りのサインと話していましたが、チャートについては私は信じていないので、ここは話半分といったところ。今後については、TPPがかつてのユーロ創設時のようにアジアにインパクトを与えるか、尖閣など日中関係がどうなるかが鍵だとしていました。

 次に聞いたのは経済評論家の藤沢久美さんの講演ですが、投資すべき企業はどうあるべきかという抽象的な話。トップの行動力があることや、女性が働きやすいことなど、理想的な話ですが、個別の投資に結びつけるには、ひと手間かかる感じ。女性が働きやすい企業は、女性が出産などでいなくても生産性が落ちないよう、生産性向上ができているという話は納得できましたが。

 その後、「ダイヤモンドZAI」「日経マネー」「東洋経済別冊」のマネー雑誌3誌の編集長の座談会がありました。マネー雑誌はいずれも空前の売上で売り切れが続出だそうです。笑ったのが東洋経済の松崎部長が「オール投資」を昨秋休刊したあとに、今回の株ブームがきたとぼやいたこと。東洋経済新報社のような、日本の投資ジャーナリズムの総本山の会社でも、わからなかったのでしょうか。

 3人とも、今年前半は株高であるとしたうえで、年後半の懸念材料として、秋のドイツ総選挙、そして、来年から証券税制が改正され、売却益の20%が課税されるため、年後半にいったん利確をする人が増えるため、株価が頭打ちになるのでは、といったことを上げていました。けれども、それも大きなマイナスにはならない感じ。

 ZAIの神門編集長によると、以前は「どの株が上がるか教えてくれ」とか「パソコンで注文する方法を教えてくれ」といった問い合わせが多かったそうですが、最近は投資家はちゃんと自分で考えているみたいだということ。ZAIの次号では逆指値を特集して、損しない方法を読者に教えたいとしていました。

 日経マネーの安原編集長の話で一番面白かったのは、最近の株高を受けて、さわかみ投信の澤上会長が「俺のいったことは間違えてなかった」と緊急の書き下ろし本「本物の株価上昇の波が来たぞ」を出版するということ。社長を交代して意気軒昂な澤上会長がどんな本を書くのか、来月7日発売だそうで、今から楽しみです。安原さんの言葉では「乗り遅れるなという言葉にのせられるな」と個人投資家に冷静になるように呼びかけていたことやIRのページに乗っている社長の顔で投資先を選ぶべし、も印象的でした。

 初日の最後はマネックス証券の松本社長の講演を聞きました。松本さんは「プロと個人の差はほとんどない」「個別銘柄よりアセットアロケーションのほうがはるかに重要」「人に頼ったり、精神的に圧迫されることなく、自分の判断でマーケットを考えること」といった、個人投資家について基本的な話をされました。

 一方、投資は買うだけでは半分で、残りの半分は売ること、と利確が重要だと強調。そして、「流れに乗るときには、降りることを忘れてはならない。損切り10%、利喰い30%などと決めて、さらに30%高になったところから2割落ちたら利喰いすること」と話されていました。ネット証券はバイアンドホールド主体の長期投資家と親和性が高いと思っていただけに、ちょっと意外でした。アベノミクスについては「バブルという意見は違うと思う。株高は円安のおかげで、適切な政策」と肯定的でした。

 初日のメニューの中ではマネー誌編集長の座談会が、業界の裏話も聞けて一番面白かった。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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