就活家族にみるサラリーマンのだめさ加減



 1月期のテレビドラマがほぼ出そろいました。ほとんどの作品は1回目をチェックしており、今期はなかなか渋かったり、実験的だったり、好みの作品が多い。特に深夜ドラマが素晴らしく「クズの本壊」「山田孝之のカンヌ映画祭」「バイプレイヤーズ」の3本は出色のできといえましょう。それ以外にも「カルテット」「東京タラレバ娘」「下克上受験」「奪い愛、冬」あたりは完走しそうな感じですが、こちらの感想は気が向いたら映画ブログに書きます。このブログにふさわしい作品として、テレビ朝日の木曜21時「就活家族」の感想を書きます。

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 大手鉄鋼会社の人事部長・富川(三浦友和)は同期の出世頭で、役員まであと一歩。教師をしている妻・水希(黒木瞳)、宝飾メーカーに勤める長女の栞(前田敦子)、就活中の三流大学生の長男・光(工藤阿須加)の4人家族です。一家は新居を購入しようと計画中でした。

 ところが、リストラを逆恨みした部下の川村(木村多江)が、富川にストーカーされたと騒ぎだし、富川は責任を取らされて、子会社の倉庫係に左遷されることに。水希も学校の不祥事の責任を押しつけられ、セクハラ上司に悩んでいた栞は希望の営業現場に移ったものの、今度はパワハラに。一方、光は怪しげな就職塾に誘われ、と一家は不幸へと転げ落ちていきます。

 僕が見ていて感慨深かったのが、大手企業の人事部長だというだけで、特にスキルもない富川が、左遷を嫌がり辞表を出したものの、再就職がまったく決まらないという下り。同じくリストラされたサラリーマンに「僕はあなたとは違うんです」と見下しながらも、結局、大企業の栄光にしがみついた人生だと分かってしまう。子供の頃、父親が植木職人だったのを、勉強ができる自分がバカにしていたけど、リストラされて、植木職人のほうがよかったと後悔するなんて、ちょっと情けない。

 さらに不思議なのは、困ったときこそ家族が団結すればいいのに、富川は自分がリストラされたことをいいだせません。住宅ローンはどうするんだと端から見て心配なのですが、生活水準も落とさず、やけ酒で飲んで回っています。

 僕のような窓際会社員からすると、いつリストラされてもプランBをどうするか考えて行動するのが当然だし、いざとなったら家族にも助けを求め、それで壊れるのだったら仕方がないと腹をくくっています。しかし、一見、理想の家族に見えたのが、ピンチのときにも助け合えないという情けなさ。エリートサラリーマンといえども、しょせんは雇われの身で、「30年以上も働いたのに会社は私を見捨てるのですか」というセリフは、未だに昭和の感覚なのかよと笑ってしまいました。

 テレビドラマだし、副題が「きっとうまくいく」なので、前半はどん底に落ちても、後半復活するのでしょうが、どうせなら、会社にしがみつくだけしかないサラリーマンがいかに情けない存在なのか、とことんまで追及してほしいと、意地悪なことを思いながら見ています。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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