投資の面白さが分からない




もともとFXをやっていたからでしょうか、投機は面白いのですよね。FXのときは、自分で定規でチャート上にトレンドラインとサポートラインをひいて、ネット証券の画面でオシレーターがどうのとか、ボリンジャーバンドがどうのとか、さかんにチェックしているのがうきうきしました。
何より日々刻々と変わる値動きは、予想もつかない世界的なニュースでいっきにボラティリティが高まります。その波のなかで少しでも利益がでるのは、まるでゲームのように楽しかった。連日、深夜まで画面にかじりついて体力を消耗し、とうとう大金を失ったのですが、それでも充実感みたいなのはありました。
でも、投資をプラスサムのもので、中長期だと考えるとワクワク感が全然ないのですよね。何もしないでいいインデックス投資はもちろん、個別株でバリュー投資やグロース投資にしても、丹念に企業や業界を分析しても、結果がでるまでしばらく時間がかかってしまう。飽きっぽいから全然興味がもたないのですよね。
投資信託についてもコストがどうとか、期待リターンがどうとかという議論で盛り上がっていますが、面倒くさそうなだけ。金融資産がある程度余裕ができていることもあり、最近は姉妹ブログの「映画好きパパの鑑賞日記」は毎日更新しているのに、こちらの更新は週2回程度になっています。
ただ、面白くないからかえって細かい値動きを見ないですみ、天引きするシステムをいじっていないので、資産は順調に増えています。リーマンショックもITバブル崩壊も経験しているので、今後もし、世界的なショックがあったときも、興味、関心があってあれこれするよりも、何もせんほうが良いと思っているので、面白くない投資をこのまま続けていくつもりです。