野村のネットサービスが統合




野村ネット&コールは野村子会社のネット証券、ジョインベスト証券として2006年に始まりました。しかし、赤字が続き、わずか3年で野村證券に吸収合併されて、サービス名称が「野村ネット&コール」として残っています。僕は2007年にFXをするために、口座を開き、長らくほったらかしにしていました。
野村ホームトレードは本支店に口座を持っている人のための、ネットサービスです。こちらは僕は2002年頃から利用していました。同じ会社なのに2つもネットサービスがあるのは不思議なのですが、実は売買手数料はネット&コールの方が安かった。例えば、50万円の現物株を取り引きする時に、ホームトレードは3510円、野村ネット&コールでは515円と、実に7倍もの差が付くのです(プランはいろいろあるので、ここでは、野村證券のサイトに紹介されているプランによる)
そのため、一部保有株をホームトレード扱いからネット&コール扱いに変更するなんてことをしていました。今回、野村證券は統合によってサービスを良くするとしており、例えば、これまで両方のサービスともできなかったファンドラップが使えるようになるなどとしています。けれども、リリースをみても、手数料の細かい話しはのっていません。でも、ネット&コールよりは高くなりそうです。細かな取り扱い商品が増えるよりも、手数料を他のネット証券並みに下げてもらう方がよほど良いのですけどね。
ホームトレードの利用者は300万人、ネット&コールは150万人で合計450万人といっても、僕のように双方を利用している人もいるので、実数はどれだけでしょうか。けれども、SBI証券の口座数が350万超ということを考えると、野村の新サービスは国内最大級の利用者がいるといえるでしょう。それだけに、サービスもよくしてほしいものです。