超大物投資家がインデックスファンドを買えば良かったと後悔



 前回、インデックス投資は仕組みさえ作れば、年を取ってもそのままできるから、高齢化社会でも有利だと書きました。実は世界を代表する投資家が晩年投資に失敗ばかりで、インデックス投資がよかったと遺族が後悔している話があります。

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 フィリップ・A・フィッシャーは第二次大戦後にアメリカで活躍した投資家で、ウォーレン・バフェットの2人しかいない師匠の1人として知られています。1958年にかかれた投資書「株式投資で普通でない利益を得る」(Common Stocks And Uncommon Profits)は20世紀、もっとも影響力のあった投資本の一つ。フィッシャーは安値の成長株を見つけて長期保有をして莫大な利益を得る手法を得意にしていました。

 さて、この本の日本版新訳は昨年にパンローリングから発売されたのですが、驚いたのが冒頭70ページにもわたって、息子のケン・フィッシャー(この人も著名な投資家)による評伝が書かれていたことです。

 それによると、もともと孤独を好み、狷介な性格だったフィッシャーは晩年に認知症をわずらいます。そして、晩年の売買がことごとく失敗して、巨額の資産がすりへってしまいます。彼は96歳で亡くなりますが、その数年前まで投資を続けていました。

 ケンは次のように述べています。「すべての投資家に自分で老いを感じるときがきたら投資判断は下さないように進めたい…父は80歳か70歳でやめていれば良かった。インデックスファンドを買っても、それまでの保有株を死ぬまで持ち続けてもよかった。しかし、父が判断を下すたびに資産価値は下がっていった」

 世界的な投資本で親の介護にまで触れた本というのは読んだことはなかったのでびっくりしたし、今、親の介護をしているぼくにとって非常に身近なアドバイスに感じました。とにかく、認知症になったら、あるいはそこまでいかなくても老いを感じたら、インデックスファンドにすればよかったと世界有数の投資家がみとめているのです。

 前回書いたように超高齢化社会はすでに始まっています。僕が子どものころに日本人男性の平均寿命は60代でした。それが今や80歳を超えています。医学の進歩は子どもの命だけでなく、現役世代を救い、今や高齢者を救おうとしています。そういう時代だからこそ、インデックスファンドの重要性は高まっていくのではないでしょうか。

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No title

認知症という病気や老化による判断力の低下が問題じゃないんです?。これは、判断力が鈍る前に投資から撤退するよう、身内がしっかりしないとという教訓にしか読めないのですが。

判断ミスが病気によるものか、しっかりした判断のもとミスを犯したのかは、わかりません。ですが、それまでの成功を考えると、その判断は難しいような気がします。

Re: No title

コメントありがとうございます。
身内がしっかりするといっても限界ありますし、まず、本人が高齢になったときにどうするか
事前に考えておくのがベターではないでしょうか
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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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