最新研究はアクティブがインデックスに勝つ スパークス勉強会



スパークスグループ(8739)の社内勉強会「バフェットクラブ」を見学しました。以前、「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べの会」の勉強会に参加したのがきっかけで、コツコツの会中心メンバーでファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さん、月刊投資信託事情編集長の島田知保さんらもお見えになっていました。

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阿部修平社長をはじめ、数十人の社員が参加して、定期的に行っているそうです。今回は「フィリップ・フィッシャーに学ぶ調査方法と投資」「アクティブ運用の優位性」の2つがテーマでした。前者はアナリストなどプロ向けの話でしたが、後者はおもしろかった。

まず、パッシブ(インデックス)運用のファンドのシェアが拡大している理由として、従来、アクティブの平均とインデックスの平均を比べた場合、コスト分アクティブが負けており、アクティブで勝てるものがあるにしても、どれが勝つかは事前にわからないからということが上げられます。

ところがノートルダム大のマーティン・クレイマーズ教授の研究によると、アクティブとひとくくりにせず、インデックスに似た大企業中心の銘柄を保有する「隠れパッシブ」をとりのぞいた「Highly アクティブ」を選定。その中で銘柄の平均保有期間が2年以上のアクティブファンドの平均は、インデックスに勝っていることがわかりました。

「Highly アクティブ」はベンチマークとは異なる保有銘柄、ウエイトをどのくらい持っているかの「アクティブシェア」で算出し、アクティブシェアが80%以上のものをいいます。たとえばベンチマークにない(少ない)中小型株銘柄をたくさんもっていたり、少数の銘柄をベンチマークのウエイトを大幅に超えて保有しているといったものです。 従って、アクティブシェアが高く、保有期間の長いファンドを選べば、コストの不利を差し置いても、アクティブファンドがインデックスファンドよりも有利になるそうです。

ただし、竹川さんに教えられたのですが、日本ではアクティブシェアが開示されているファンドはありません。だから、現状では選ぶのは困難ですが、スパークスでこうしたことを行えば先進的な試みになるし、購入の一助にもなるでしょうから楽しみです。また、コストをまったく度外視するわけにいかないでしょうから、どの程度リーズナブルな値付けになるのか。僕自身は今現在日本株はオーバーウエイトなのですが、市場が下がったら購入を検討したいと思っています。また、気楽に投資したい姿勢は変えないので、引き続きインデックスをメインに、アクティブをサテライトとして使っていきます。

日本はこういった専門知識をもった販売員というのはなかなかいませんし、消費者側も考えるのが面倒くさいという風潮が根強く、複雑な仕組みの毎月分配型などあまりにも売り手の都合を重視した商品が売れ筋でした。こうしたなか、よいアクティブファンドを作る動きがでているのは心強い限りです。

少子高齢化などの日本の将来を考えると長期投資というのは生活を支える重要なカギになり、投資信託こそが一番簡単で効率の良い手段だと思うので、こうしたインデックスに勝てるアクティブが業界に広がればいいですね。

勉強会は朝から行われ、社員の多くから専門的な発言が相次いでいました。こういう運用に対する真剣な態度を、僕のようなブロガーも見学できるというのは良い試みだと思います。見学させていただきありがとうございます。また、当ブログも読んでいるとのことであわせてお礼申し上げます。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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