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草食投資隊ワンコインゼミナール

 コモンズ投信渋澤会長、セゾン投信中野社長、ひふみ投信藤野運用責任者の3人が行っている草食投資隊の活動の一環、山手線ワンコインゼミナールが21日、上野で開かれたので参加してきました。これは隔月に山手線のターミナル駅で行う初心者向けの教室で、私は新宿についで2度目の参加。初心者向けなだけに、会場からの質疑応答は、私がなんとなく見過ごしていた、ハッとさせられるものも多く、参加した甲斐がありました。投資の初心者から脱出した方でも、十分参考になるイベントです。

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 参加者は30人ほどで、大多数が初めてセミナーに参加される方。ワンコインゼミナールは今年度最終回ということで、最初に簡単に草食投資とはゆっくり、仲良く、楽しく行う投資との説明があり、3人の新著「30歳からはじめるお金の育て方入門」で訴えている「ためふや」(ためてふやすと、自分のため、社会のためといったためをかけてある)の宣伝のあと、会場からの質疑応答に時間を裂きました。

 まず、長期投資とはどのくらいの時間を指すかという質問に対して、藤野さんは「小さく、ゆっくり、長くの3原則で、長くやることが大きなリターンになるし、心を安らかにする」と回答。渋澤さんは、「時間は減る資源なので、長期投資は早めに始めたほうがいい。20代だったら30~40年投資できる」と何十年単位のものであると説明しました。中野さんは「銀行などで投資信託を進められると3~5年で長期投資と言われるが、本当の長期投資ではない。10年とか20年とかぴたっとした数字でなく、楽しく豊かにする繰り返しで人生を豊かにするもの」と生涯かけて行ってもいいとしました。

 一方、住宅ローンの返済見直しで5年間浮いたお金があるのだが、投資につかっていいか、という質問には3氏とも否定的。必ずいつか使うお金は投資にふさわしくないということです。

 若い世代が投資すべきものについて、藤野さんは「月5000円、1万円でも積立投資を行う一方、若い人は自己投資のリターンが高い。稼ぐ、節約、運用の3つの力をバランスよくとることが大切」と話しました。自己投資とは、資格をとるとか、語学を学ぶだけではなく、人と会って異なる考え方をみにつけることや、映画など自分の趣味を高めるなど、とにかく自分の世界を広げることが大切だそうです。中野さんは「投資の王道は株式で次が債券。FXやコモデティはゼロサムであり、投資としては邪道で投機でしかない」と言い切りました。

 また、投資を始めるにあたってどの証券会社がいいかとの質問には、お三方の直販会社の宣伝もありましたが、中野さんが「投資を提供するのは証券会社でなく、証券会社は手数料を稼ぎやすい商品作りをしており、証券会社の都合がいいもので、利用者のためのものではない。自分で探すべきもの」と持論を述べました。藤野さんは「FPのレベルが最近上がっており、FPをぜひつかってほしい。証券会社はネット証券がよく、ユーザーインターフェイスで決めればいい」と具体的な使い方を述べました。私のブログでもなんどもかいていますが、証券会社だけでなく、世間で信用のある銀行や郵便局で投資商品を買うのも、自分でよく考えなければ問題があります。販売会社を介さない直販や、手数料が低いネット証券のほうが、投資にあたってメリットがあると思います。

 このほか、「生活防衛資金は1~3ヶ月分あればいい」という藤野さんの発言がありましたが、私自身はそれだけでは不安です。2年は必要という人もいるので、自分の感覚に従えばいいのではないでしょうか。日本版ISAについては、制度は不十分だが、投資のきっかけになればいいとの評価。ただし、システム構築費がものすごくかかるので、3社が自社で行うか明快な回答はありませんでした。大手証券会社のなかには、ISAで高分配の毎月分配型ファンドをセールスしようという動きもあるそうです。3人は否定的でしたが、この点についても、私自身は判断を保留します。長期投資分はバイアンドホールドが基本だから、ISAのメリットは少ないのでは。この辺は、間近になってISAの情報が詳細にわかった時点で判断したいと考えています。

 最後に2つ、興味のある質問がでました。1つは、最近の株高でリバランスをどうすれば良いかというもの。渋沢さんは自らの経験から、リバランスは3年に1度ぐらいとされました。中野さんは「長期投資はお金を遊ばせないのが原則」として、株高で株をうったお金は現金で持つのではなく、株と債券でリバランスをするのだったら、すぐに債券に投資すべしとしました。時間を見計らうのはタイミング投資になるので、長期投資にならないとの見方も。この意見も、ちょっと自分では判断保留です。

 そして、「投信は危ないものでないのか。もし儲かるならば自分でやればいいのになぜ他人にすすめるのか」という質問には中野さんが「多くのものはひどい投信で良いものを探さないといけない。今まではデフレで現金をもっていることが正義だったが、今後はインフレになる可能性が高い。この2ヶ月で2割円安になったということは、(現金でもっていると)実質価値では2割目減りしていること」と回答。藤野さんは「プロは人のためにするもの。弁護士は他人の弁護をするし、医者は他人の治療をする。投資だけ、そのようにいわれるのはプロを軽視した味方」と反論されました。

 ワンコインゼミナールは来年度は山手線を離れて、埼玉県や神奈川県など東京近郊でも開くそうです。お近くで開かれたら、参加されたらどうでしょうか。

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50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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