日経のつみたてNISA批判の記事が変



 日経のサイトに「つみたてNISA、偏る品ぞろえ アクティブ型は1割に」という批判記事が載っていました。 個人的にはつみたてNISAは良い制度だと思っているのですが、そうでないという批判ももちろんあるでしょう。ただ、記事には突っ込みどころが多い。

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 記事では「つみたてNISA対象商品の中身については、投資信託の専門家の間で厳しい声も少なくない」と、アクティブが少なすぎるとして金融庁の方針を批判しています。この部分は僕と意見が違いますが、まあ、そういう意見があっても不思議ではありません。ところがその理由が。

「ほとんどがパッシブ型だと、相場急落時に積み立てを止めてしまう個人が多くなり、十分な資産形成がなされないという懸念もある」

 まったく意味がわかりません。アクティブ型投信の利用者は相場が急落しても積立をやめないのでしょうか??? そんな調査をみたことがありません。ソースはなんなのでしょうか。

 また、「対象商品となるアクティブ型の多くは、運用会社が直接投信の販売もする直販投信」としています。金融庁のホームページによると、直販投信は対象14本中5本。3分の1程度しかなく、「多くは」というのは言い過ぎ。さらに、直販投信に口座を開かなければならないとしていますが、5本中鎌倉投信をのぞく4本は、直販以外にも販路を広げていますから、14本中1本のことをわざわざ批判する必然性が感じられません。

 極めつけは記事の末尾。専門家には「信託報酬などで選別せず、純粋に成績が良好なファンドが使えるのが望ましかった」との声もある。えっと過去の成績が良くても未来がよいとは限らないですよね。いくらでもそんな実例は転がってるし。だからファンドの選択で一番重要なのはコストというのがマルキール、エリスをはじめ、現代の資産運用の鉄則では。そもそも、この記事は専門家がすべて匿名です。どなたがこんなコメントをしているのか見てみたい。厳しい声も少なくないということは、専門家の半数は厳しい意見だということでしょう。そんなにたくさんいるのか、正直、非実在専門家ではとさえ思ってしまいます。

 テレビや一般紙はそもそもつみたてNISAの話をほとんど書かないので、日経新聞の役割は重要なのですが、こういう突っ込みどころ満載の記事はいかがなものでしょうか。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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