コモンズ投信のザ・2020ビジョンを全部売却




ザ・2020ビジョンは「中長期的視点でのアクティブな運用」「日本の新しい時代に向けて変化している割安な企業に投資し、ダイナミックな運用を目指す」としています。2013年12月に設定されました。僕はコモンズ投信の長期投信と社会貢献の運用理念に共感していますし、2020のファンドマネジャーの糸島さんの説明を納得したので、コモンズ投信のメインファンドであるコモンズ30とともに、月5000円ずつ積み立ててきました。>
今回、積立をやめて全額売却したのは、一義的にはリバランスのためです。しかし、なぜ保有している日本株アセットのうち、このファンドを売却したかというと、設定来、4年近くたった実績です。>
モーニングスターをみると1年リターンは同じカテゴリー22本中22位とまったくふるいません。3年リターンも19位中13位となっています。それではインデックスファンドと比較してみます。ベンチマークはないので、正確な比較にはならないですが、SMT TOPIXオープンと比べると、1年リターンは21.11%対28.85%で、TOPIXインデックスを7%もアンダーパフォーム。3年リターンも7.74%対9.92%と負けています。>
リターンについては、相場状況で勝つ年もあれば負ける年もあるでしょうから、さほど気にしません。問題は経費率でSMT TOPIXが0.41%なのに対して、ザ・2020ビジョンは3.87%に上ります。リバランスに関しては、将来はわからないから、コストを重視しようという考えていますので、その観点から売却を決めました。>
コモンズ30については、コモンズ投信の理念への共感と、経費率の削減の動きをみせていることから、引き続き積み立てていきます。