FC2ブログ

米国株はかつてない低迷の時期になる



 米国株は歴史的に割高であり、今後10年、かつてない低迷の時期に入るそうです。これはバンガードの創設者のジャック・ボーグル氏が、新著「インデックス投資は勝者のゲーム」で唱えています。



 参加しました。下のボタンを励みのために押して頂ければ幸いです。

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ


 この本はインデックスファンドをひたすら推すもので、日本では2007年に出版された「マネーと常識」に最近までのデータに基づきアップデートしたものになっています。だから、低コスト、分散、長期投資を推奨する立場で書かれていることが前提となっています。

 さて、ボーグルさんによると、1900年から米国株は平均年9.5%のリターンがありました。インフレ調整後では6.3%になります。けれどもこの40年間になると11.7%と平均を大きく上回ります。それを利益成長、配当利回り、PERの変化の3要素に分けると、11.7%のうち2.9%がPERの変化という投機的リターンに支えられています。その結果、2017年の実績のPERは23.7倍になっています。

 しかし、平均への回帰でPERが低下することや、配当利回りが下がっていることを踏まえ、ボーグルさんは今後10年の米国株のリターンは年率4%になると予測しています。インフレ率が2.0%とすると、実質のリターンは2.0%しかありません。名目では過去117年の平均の4割、実質では3分の1しかないという、びっくり、どっきり、×××××なくらいの低迷期になってしまいます。また、ボーグルさんは高配当などスマートベータに否定的な考えを示しており、投資の手法によって避けることは難しいとしています。

 一方、米国債券の今後10年の年間リターンは名目で平均3.1%と推定しています。つまり、株式とわずか0.9%しか違いません。安全資産である米国債券が、リスク資産である株式とたいして違いがないと、投資家の資金は株式から債券へシフトしていく可能性は大きいのではないでしょうか。

 今、米国株投資は結構、注目されているけど、何も考えずに飛びつくと、リターンがわずかでがっかりすることになるかもしれません。ボーグルさんの本はアメリカ人向けだけど、日本人なら為替の問題(ヘッジをかけるにしてもコストがかかる)がここに加わるわけですから。

 ただ、今後10年低迷して、割安になるのならば、コストの低い国内外に分散されたインデックスファンドを、時間分散してコツコツホールドしている人は15年後か20年後には、逆に株価上昇の波にのって、ウハウハになっているかもしれません。

 投資界の巨人といえども、未来がみえるわけではありません。しかし、専門家中の専門家がこういう予想をしているということは頭の片隅に置いておいたほうがいいでしょう。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR