親子の会話は株主優待だよね




簡単に、会社は大きな資金が必要なので、株という権利を売って資金を集めること。株を持った人は株主総会に出席できること。総会には会社の社長も出席して、株主の質問に答えることなどを解説しました。
娘はよくわかっていないようですが、自分と同年代の子どもが社長さんと話せるということにびっくりしたようです。しかも、娘はキティちゃんが好きであり、株主総会の会場がサンリオピューロランドの貸し切りだということで余計興味を持ちました。
株主総会での少女の質問は、「優待はタオルばっかりなので、たまにはぬいぐるみがいい」というもの。娘はまず株をもっていると、プレゼントがあるということにくいつきました。僕が「JRの株主は割引切符がもらえ、ソフトバンクの株主は通話料が割り引きになる」という説明に驚き、サンリオの株をもっていると、タオルやぬいぐるみをもらえることを知って、「サンリオの株主になりたい」といいました。僕は基本的に投信にシフトして、個別株を買わないようになったのですが、将来、娘がサンリオ株を本気にほしがったら、社会勉強のためお年玉代わりに買って、一緒に株主総会に行ってもいいかなとおもっています。
日本独自の発展をとげている株主優待は、ブロガーやツイッタラーといった先進的な投資家からは、投資効率が落ちると評判が悪いです。しかし、僕のようなアマチュア投資家からすれば、優待のおみやげにその会社の製品やサービスが分かるのは勉強になるし、まして、投資の入口にしやすいと思ってます。