
年金返せデモとか野党は相変わらず老後2000万円問題をでっちあげ参院選の争点にしようとしています。与党が正々堂々としないで姑息に逃げ回るのもいけないのですが。そんななか、プルデンシャル生命が行った今年60歳になる人への
アンケ-トによると、平均貯蓄額は2956万円である一方、4人に1人が貯金100万円未満であることが明らかになりました。
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「平均」はごく一部の資産家によって引き上げられているのでしょうけど、4人に1人が貯金100万円未満というのは、正直、まあこんなものだと思います。病気、災害など特別な事情があった人をのぞけば、厳しいことをいえば、60歳になっての貯蓄がないというのはその人のこれまで選んできた道の結果なわけです。
でも100万円未満だとして老後が真っ暗かというとそうでもないでしょう。身の丈にあった生活をすればいいだけですし、足りなければ働けばいいだけですから。高齢化社会においては60歳なんてまだまだ働き盛りです。実際この調査でも61歳以上で働きたいとの回答は実に85%に上っています。経済的な問題もさておき、やりがいとか健康維持とかそういった意味でも働きたい人は多いのでしょう。僕のような早期リタイア希望はごく少数というわけですね。
以前も書きましたが、年金受給者の過半数は年金だけで暮らしています。2000万円足りないというのはあくまで平均の話です。だから、貯金がある人はそれを使えばいいし、無い人は働いて倹約すればいいだけのシンプルな話。いつまでも騒ぎが続くのもばからしいですね。
ちなみに日曜から月曜にかけて報道機関数社の世論調査が発表になりましたが、内閣支持率は3%程度下がっただけで、支持が不支持を上回っています。野党のでっち上げは心ある国民からも見破られているのではないでしょうか。
>与党が正々堂々としないで姑息に逃げ回る「のも」いけない
なぜ「のも」なのか?
野党の声など無視して、進められる議席数を持っているのだから、外野の遠吠えなど歯牙にもかけず、金融教育を、財務大臣以下もっといえば、総理以下やればよいだけでは?
「報告書は極めてずさんで、いたずらに国民の不安をあおり、誤解を招くもので問題だ。事前にわれわれに対する説明も全くなかった。そもそもこうした報告書が公になること自体が大きな問題だ。」と発言する人間が政策担当者である自民党にも、もちろん野党にも、本件に関しては、票を入れるところがないというのが、インデックスファンドクラスタではないですか?
何故能力も、議席数もない野党に目がいって、自民党の今回の対応に言及が少ないのでしょう。唯一政権を担えている自民党をどうするかという話が第一だと思うところ、圧倒的にどうでもよい野党をウォッチする傾向にあるのが不思議でなりません。俎上にすらあがらないレベルではないですか。現在の野党は。できない人にずっとできないできない、失望したを繰り返しても詮無きことだと思いますよ。
一軍がダメな試合をしているときに、二軍がダメだから一軍が奮起しないのだという議論をされますか?
コメントありがとうございます。
今回の問題はそもそも野党がでっちあげなければ起きなかったわけですから
一義的には野党の責任です。まず野党への批判があるのは当然でしょう。
しかし与党は逃げ回るという醜態をさらしているわけであり、与党の
責任も大きい。「票を入れるところがない」のは同感です。このブログでもすでに
「国民に事実をしらせなくて選挙を乗り切ろうとするのが責任与党のすることなのか。
まさに政治に対する怒りが爆発しそうです」と以前のエントリーで書いていますので
そちらも併せてご覧ください。
なお、当ブログは松尾匡氏の経済政策に全面的に賛成しており、
個別の政治家では山本太郎氏を評価した記事を書いています。
今回の選挙の投票先はまだ決めてませんが、経済政策では
与党よりも山本氏に共感してます。
ご返信感謝致します。数年前からブログは拝読しているので、松尾さんの政策へのご評価も理解していたつもりではおります。
「でっちあげ」という表現については完全に首肯し得ないのですが、「でっちあげ」があったとすれば、問題の広がりに寄与したのは、ワイドショーではないかと思います。私もすべてチェックしているわけではないですが、仄聞するところ、連日の取り上げ方であったようなので。
ネットでしばしば見られる「自民党支持者であるのに、野党しっかりしろクラスタ」に以前から疑問をもっており、その関連から思わずコメントさせてもらった次第です。わたしなど、野党について、全く政策遂行能力の点から評価していない立場からすると、野党は完全無視して、自民党しっかりしろというのを言い続けるべきと思っております。
与野党が拮抗している状況であれば、下手に自民党を批判すると、野党勢に与してしまうかもしれませんが、現況では、その心配も杞憂でしょう。
夢見る父さん様のご見解が、上記のようなものは異なる、ということを認識したうえで、敢えて言えば、一軍の選手が間抜けなプレーをしているときに、まず批判は、一軍選手に向けられるべきではないかと思っています。二軍(=野党)がしっかりして、危機感を持たせないからだ、とはならないのではないか。(そういうケースも否定はしない)
本件においては、麻生大臣の迷走ぶりを措いても、岸田氏のコメントがあまり、俎上に上がっていない。これは恐ろしい話ではないかと思います。
長々と失礼しましたが、(また名宛人が違うということを承知の上でいえば)国民政党を自任する自民党には、堂々とした態度で臨んでもらいたい。これだけ余裕があって(敵失の故)、これだけびくびくしているとすれば、それこそ、前途多難でしょう。
再コメントありがとうございます。
「でっちあげ」については辻元議員の「まず謝れ」発言でマスコミが面白がることになり、
ゆがんで取り上げるようになったので、厳しい言い方をしています。辻元議員は
民主党政権時代に内閣にも入っていたのですから、こんないい加減な発言は議員としてありえません。
同時に安倍、麻生氏をはじめとするその後の自民党の態度はあきれるばかりです。
こちらも政権与党としてあり得ない立場だと思います。まあ、政治的な意見は人それぞれなので
vivresavieさんのお考えに立ち入るつもりはありません。
先日、新宿で行われた山本太郎氏の演説会を見に行きました。時間の都合で僕は1時間ぐらいしか
聞けなかったのですが、難しい政策課題をやさしく説明でき、聴衆とのやり取りに丁寧に答える
といのは、今まで見たことのないすごさを感じました。ただ、言っている中身を聞くと経団連を
陰謀の大本にするなど、危うさもあり、僕自身が支持するかはまだ保留中です。しかし、大きく
化ける可能性がある政治家だという印象は受けました。