かんぽ生命が不適切販売の疑い もう金融機関は信じられない




最初の産経の記事によると、5800件は、同種類の保険の解約と新契約を行うなど「外形的にみて、乗り換えによる経済合理性が乏しい」というもの。「同種類の保険を一度解約して再契約すると、受け取れる保険金額が乗り換え前と同額なのに、契約時の年齢が上がって支払う保険料が高くなりやすい」そうです。
郵政民営化によりかんぽ生命も他の金融機関同様、ノルマが厳しくなったのでしょう。そのため、こうした利用者を無視した契約が推し進められているわけです。にもかかわらず、かんぽ生命では「契約時に新旧の契約内容の比較を示すなどの対応をしている」として、法令違反ではないとしています。
僕も10年ぐらい前まではかんぽと契約していました。貯蓄より高利率だったからです。しかし、低金利時代になり、本格的な資産運用を考えたことから2011年にすべて解約しています。かんぽ生命の商品のすべてが悪いということはないでしょうけど、金融機関に勧められるままでなく、自分で吟味することが重要だということですね。くわばらくわばら