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高齢者が儲けて、現役世代は損する日本



 現代ビジネスに安達誠司さんが「高齢者と若者、日本経済の「分断化」はすでにここまで進んでいた」という興味深い論考を乗せていました。記事を読んでいただきたいのですが、僕がびっくりしたのは、高齢者がここまで豊かで現役世代はつらいのかということです。

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 日本の家計金融資産の3分の2を60歳以上が保有しているというのはよく知られた話ですが、記事で紹介された政府統計をもとに作成したデータによると、個別にみると定期預金の74%、有価証券の76%が高齢者の保有ということ。つまり、現役世代は普通預金はもっているものの、定期預金、有価証券といった金融資産は高齢者のほうがより多くもっていることになります。いくら積み立てNISAやイデコが始まっても、現役世代は暮らすのがやっとということでしょう。

 さらに過去5年間の金融資産の増減率をみると、60代は年率1.6%、70歳以上は1.3%と定期預金の金利を大きく上回る割合で増えています。高い給料をもらっている人はほとんどいないでしょうから、収入は現役時代より減っているはずなのに、着実に儲けている。一方、現役世代はというと、30代はなんとマイナス3.9%!、給料が上がる40代もマイナス0.2%です。

 つまり現役世代は資産を減らして、その分、高齢者が豊かになっているというわけです。2000万円問題以降、参院選でもマクロ経済スライドによる年金引き下げ反対とか打ち出す野党やリベラル派は多いけど、今ですら現役世代から高齢者に資金を回しているのに、ますますそれを続けろということでしょうか。

 もちろん、世代全体の平均ですから、個別に見ると生活保護受給している高齢者が過去最高であるよう、世代内の格差も広がっています。しかし、世代間にこれだけ格差があると、今の現役世代が高齢者になる20年、30年後はどういうことになっているのか。

 もうすぐ参院選。左派は若者に与党支持が多いのはおかしいという発言を多発していますけど、こういう数字と各党の年金や高齢化社会への主張をみると、一定の合理性はあるのでは。もっとも、与党も2000万円問題では醜態をさらしましたし、他の問題でもひどいことが多いので、僕自身はどこにいれるか迷っていますが。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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