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富裕層に学ぶことは何も無かった



 旅行前、駅の本屋で日経ビジネス人文庫の「富裕層に学ぶ外貨建て投資」という本を見つけて買いました。旅行しながら、金持ちになれるならこんなおいしいことはありません。しかし、富裕層に学ぶことは何も無かったという感想で終わりました。

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 著者はソニーファイナンシャルHD執行役員の尾河真樹さん。前職のシティバンク時代に為替の本「本当に分かる為替相場」を書いてあり、非常に勉強になったことから、手に取ってみました。しかし、インデックス投資家からすれば突っ込みどころが多々ありました。

 まず、外貨建て投資の重要性として、日本がインフレになる危険を上げます。それによると消費税が10%のままだと、2020年代前半には財政危機になり、回避するには20%まで上げなければならない。もし財政危機が起き、円の価値が半分になると、とんでもないインフレが起こるとしています。

 しかし、記憶に新しいのですが、安倍首相は今後10年は消費税を引き上げないと明言しました。もし、2020年代前半に財政危機が起こるのならば、そんな悠長なことを政府がいうでしょうか。また、もし財政危機が起きたら、なぜ円の価値が半分になるのか。その理由もよく分かりません。ただ、インフレの怖さを煽っているようにしか思えませんでした。

 また、本書で紹介している外貨建て投資は投資信託、外貨預金、外貨建て保険、あげくに仕組債を上げています。投信もバランスファンドやラップ口座など。よくよく読んでみると、コストのことはほとんど書いていないのでした。僕のようなインデックス投資家からすれば、コストは大事です。だから、外貨預金、外貨建て保険、仕組債といったものははなから対象外です。でも、コストを無視すれば、それは日本円で銀行預金しているよりもリターンがあるように思わせるでしょう。そんな贅沢な投資、なんでできるのかと思ったら、実際にお手本としてあげている富裕層がすごかった。

 まず、最初に紹介されるAさんは、アメリカ人の金持ちと結婚した日本人女性です。投資観などをいろいろ言っていますが、金融商品よりも金持ちの夫と結婚したことが何よりの投資なわけで、妻子が大切な僕にとっては1ミリも参考になりません。

 続いて、登場するBさんは、米国のアイビーリーグのMBA卒業後、外資系企業のアジア支社長になった人でした。MBAといっても今から50年以上前の大多数の日本人が海外旅行にすらいけなかったころ。よほどの財力と知能がなければ、こんなコースは歩めません。これも凡人の僕には役に立たない。

 そして、3人目のCさんは代々続く京都の大地主でした。まだ、AさんやBさんはまだ、異性をゲットするとか猛勉強するといった本人の努力があります。しかし、こればかりはどうしようもありません。何を言っていても、まったく参考にならないのです。この時点でまともに読むのはやめ、あとはぱらぱらと流し読みしました。それぞれ数十~数百億円の資産があり、これだけの大金持ちだったら、コストを度外視しても何ら問題はありません。

 結構、富裕層になるには、超絶美人(イケメン)か、天才か、ボンボンに生まれるしかないという身も蓋もない感想です。もっとも、こういう本に800円+税を払ってしまったこと自体、僕が大金持ちになれないことを教えてくれたといえるかもしれません。

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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