インデックスファンド、環境保護団体から襲われる




この団体は、経済活動などの混乱を起こすことで、政府に炭素排出量の急減や環境破壊の阻止の圧力をかけています。ロンドンでの逮捕者は既に1400人を超えたとか。環境少女のグレタ・トゥーンベリさんも参加したことで有名です。
活動家たちは化石燃料会社の新規鉱山や油田やパイプラインの開発や建設に必要な資金を大手金融機関は提供するなと要求しています。つまり、環境によくない企業に投資をするなということです。こういった活動はこの団体だけでなく、日本でもGPIFが兵器製造企業に投資するのはおかしいという市民団体もあります。
ただ、インデックス投資は市場全体に投資するわけですから、ESGを重視して、この企業は地球によくないからはずすなんてことはできません。つまり、市民運動家はインデックス投資そのものを否定しているわけです。
ヨーロッパなんか環境急進派が多いですし、EU議会選で「緑の党」が躍進していますから、近い将来、もっと大きな声がでてくるかもしれません。日本の投資家が思いも寄らぬほうから横槍が入ったらえらいことだなというきがしてなりません。