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OKブーマーはなぜ日本で流行しないのか



 最近、欧米で「OKブーマー」という言葉がはやっているそうです。ブーマーというと、僕のようなアラフィフは、プロ野球・阪急で外国人初の三冠王をとった選手のことを思い出しますが、そうではなく、若者がベビーブーマー世代(日本だと団塊の世代)に「老害はいい加減にしろ」と批判する言葉だそう。世の中を悪くしたのはブーマーなのに、自分たちだけ既得権益をむさぼり、上から目線で若者に説教する。そうした世代への嫌悪だそうで、日経新聞は、ニューヨーク・タイムズを引用し、「世代間の友好な関係が終わりを告げる。これはもう戦争だ」とまで紹介しています。

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 もともとはTikTokを通じて若者世代に爆発的に普及したもの。ニュージーランド議会では環境保護を訴える若い女性議員に、ベテラン議員からヤジがとび、それに対して彼女が「OKブーマー」と返したことで世界的な話題になりました。

 世代間の格差は先進国共通の問題です。なかでもアメリカはすさまじく、息子が父親の所得を超える確率は、ブーマー世代では95%とほぼ全員だったのに、80年生まれだと4割しかないとか。東洋経済によるとアメリカの奨学金の合計は1兆ドルを突破し、大卒後14%がホームレスを経験したことがあるそうです。

 さらに、年金や社会保障がどうなるのか、今の老人はたくさんもらっているのに、若い世代は大損しそうです。それでいて、地球温暖化被害が各地ででています。そんな社会にしたのはブーマーたちであり、経済格差を容認する一方、地球環境問題にはまるで無関心。環境少女のグレタさんや、経済格差是正を訴えるアメリカのコルテス下院議員といった若い女性を、老害たちがヒステリックに攻める姿を見ると、「OKブーマー」という若者が増えるのも納得できます。

 ところが、日本ではこうした上の世代への抗議はまったく流行しません。グレタさんの呼びかけの学校ストライキも世界中で100万人以上が参加したのに、日本の参加者は数えるほど。高齢化率の高い日本では、資産の大半が高齢者に偏っているのに、逆累進制の高い消費増税にも反発の声はおきません。

 これは日本の若者がだめというよりも、現状に満足しているからだと思われます。内閣府の国民生活に関する意識調査によると、29歳以下の若者の86%が満足していると回答しており、全世代でダントツです。雇用状況もいいですし、経済格差もアメリカほどひどくないですから、ある意味当然かもしれません。ブーマーをはじめ中高年の親父が若者を批判するという構図は外国並みにありますけど、若者の被害度合いが少ないということですね。

 ただ、経済格差は今後ますます拡大するでしょうし、地球温暖化が進めば若い世代ほど被害をうけます。日本の若い世代にも、いつかは「OKブーマー」が流行するのでしょうか。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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