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逆老老介護の悲劇 消費税は何のため上げたのか



 福岡市で寝たきりの70歳の娘を介護していた88歳の母が、体力的にも経済的にも追い詰められて無理心中したという痛ましい事件が起きました。毎日新聞の記事

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 娘は要介護5ということですから、介護が必要な人の中でも最も重い状態です。88歳の母がおむつを替えるなど面倒をみていたとのこと。「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」に入居していたから、福祉の専門家もケアしていたはずなのですが、88歳になって子どものおむつ替えをしたり、車椅子を押したりするってどんな心境だったのでしょう。自分も体力が衰え、もしお迎えが来たらどうなるかと将来を悲観してしまったことは想像に難くありません。

 もっと費用の安い特別養護老人ホームはどこも入居者まち。生活保護の受給手続きは、88歳の人が一人でやるのは困難でしょうから、助けをあげる声が届かなければ、こうした悲劇は起きるでしょう。実際、在宅介護で80歳以上の人が介護に当たるケースは01年の6%が16年は16%に増加。まもなく団塊の世代が80歳になりますし、医療技術の進歩で平均寿命は延びる一方ですから、そうなればこの比率がさらにはねあがることが想定されます。

 僕は消費税に反対ですけれども、消費税は福祉の拡充に使われるはず。しかし実際には財政赤字の穴埋めとなり、本当に福祉が必要な人に手が届いていないことに怒りを覚えます。その一方で、日本の個人資産の大半が高齢者にあります。つまり、裕福な高齢者と貧困に苦しむ高齢者とがいるわけです。

 先日も書いたばかりですが、若い現役世代の負担をこれ以上増やすと、ただでさえ低い出生率がますます低くなります。やはり資産課税の導入や、法人税の引き上げといった税制の抜本的な改革をするとともに、高齢高所得者へのサービス引き下げといった手を打たないとこうした悲劇はますます増えるのではないでしょうか。

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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