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パラサイト見る金持ちの子どもは性格が良い



 話題となっている韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」を見ました。カンヌのパルムドールをとり、韓国映画として初めてアカデミー作品賞にノミネートされた格差社会を描いた傑作です。非常に面白い作品ですが、何よりも金持ちの子どもが性格が良いことを描いているのに驚きました。

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 かつては、主人公は貧乏だけど天才のうえ真面目で努力を惜しまないタイプ。金持ちはライバルならまだしも、いじめっ子役ということもしばしばありました。本作では主人公達は貧乏で、才能もあって努力もしているのに、何もしない金持ちに追いつくことはできません。それどころか、「金はしわを伸ばすアイロン」といって、心が真っすぐになるのは金持ちだから、ということになっています。

 また、貧乏な主人公たちはパラサイトはするものの、金持ちを尊敬してやみません。一方、金持ちのほうからすれば、貧乏人というのは自分たちとまったく違った人種で、意識の外なのです。同じ人間なのにまったく心が交わらないというのは驚きました。

 日本でも貧困問題が取り沙汰されたときに、自分の周りにはいないとか、アフリカをみたら全然平気だ、なんて意見が出てきます。つまり、貧しい人たちは完全に自分たちとは別の人種で見えなくなっているということなんですよね。しかし、それは悪意ではなく、むしろ金持ちのほうが性格が良いというふうになるのが、なんとも皮肉です。

 実はアメリカの研究なんかでもそういうことが明らかになっていて、幼少時にどれだけ手をかけられたかはその後の知育や心の発達に大きく影響します。だから、子どもの相手をろくにしない貧乏人よりも、金持ちのほうがはるかに成功しやすくなるそうです。

 今から40年程前に、筒井康隆さんの「狂気の沙汰は金次第」というエッセー集があり、そのなかで、裕福な美少女が性格も良く天使のように明るいのに、貧乏人のせいで不幸のどん底に陥るという作品が書けないか、という一文がありました。当時から薄々そうだということは思われていたのですけど、当時はそんなことは小説にも書けなかったほど世間からはつまはじきにされていた。しかし、今やそれが当然と受け入れられるようになった。なんともいえない感じをうけてしまいます。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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