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どこで間違えた民主党

 民主党の金子洋一参議院議員が次のようなツイートをしました。

 
 私は政権発足当初の民主党に期待していました。特に、子ども手当、高校無償化といった次世代のための政策は、選挙の公約とおりやっていれば、すばらしいものになったと思います。自民党政権の欠点は、高齢者に手厚い政治をして、若者や子供たちの教育を軽視するというもの。OECD諸国のなかで、日本は高齢者向けの予算はトップクラスなのに、教育予算は最低クラスです。民主党は年金改革も含めて、そこを改善すると約束しました。

 しかし、民主党は公約にないことに次々と首を突っ込み、迷走していきました。沖縄の普天間移設問題も、公約にはありませんでしたが、鳩山由紀夫首相の思いつきで、沖縄県民をヌカ喜びさせたうえ、問題をこじらせ、日米関係も損ねてしまいました。小沢VS反小沢といった党内対立の激化も混迷に拍車をかけました。

 そして、菅、野田政権の消費増税。デフレ下の消費増税は景気をますます悪化させ、現役世代への打撃はより大きくなります。また、累進性がないため、貧しい人の方が打撃は大きくなります。しかし、民主党はそれを推し進めました。

 米国の二大政党制は、経済第一で考える金持ち・資本家の味方の政党(米共和党)VS庶民の味方の政党(米民主党)という構図になっています。片方の政党の政策が行き過ぎると、もう片方の政党に政権がうつります。金融資本主義が暴走して、リーマンショックが起きて共和党から民主党に政権が移りました。一般に共和党は小さな政府で金融の規制を外し、民主党は大きな政府で庶民の保護をとります。

 ところが、日本では庶民の味方として選挙に勝った民主党が、政権をとったとたん、財務省・日銀といった官僚のための政党になった。脱官僚を掲げていたのに官僚の中枢と癒着するとはおかしな話です。米国でいう共和党的政策をとっていた自民党より、輪をかけて保守的な政党になってしまいました。

 経済政策も変です。もともと民主党は金子議員や松原仁議員をはじめとする、リフレ脱却議連がありました。しかし、菅、野田内閣はデフレを推し進めた。ダメなトップの政策を変えられなかった。もし、民主党が経済政策を党の理念通り、脱官僚、現役世代のためのものを推し進めていれば、ここまで惨敗することはなかったでしょう。野田さんが昨年11月の段階で日銀批判をはじめ、脱デフレを打ち出して、任期満了の今夏に選挙をすれば、第一党にとどまったかもしれません。

 民主党がまとめた、選挙惨敗の理由でもこの点はまったく触れられていません。細野さんなど「株高でもうけた人もいるかもしれないが、子供たちの将来の財布からお金を引き出して株価があがっているとすればそれは認めることができない」などとトンチンカンな批判をしています。

 そこがわからない限り、民主党はどんどん先細りになるでしょう。私は安倍首相の経済政策を支持しますが、健全野党がなければ、民主政治は機能しないと思います。私が支持しているみんなの党も幹部で内紛を繰り広げているし、ダメ野党ばかりというのは、日本政治をおかしくすると強く憂いています。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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