塩漬けと長期投資はどう違うのだろうか


 セゾン投信と独立系FPのガイアが行ったセミナー「見てみぬふりはもうやめた!『塩漬けファンドの処方箋』」に参加しました。セゾンの中野社長、ガイアの吉井ファンドアナリストの講演と、中野、吉井、中桐ガイア社長のパネルディスカッション。セミナー自体は面白かったのですが、塩漬けファンドのことはあまり触れられず、結局、塩漬けと長期投資はどう違うのか、と思いつつ会場を去りました。

 中野社長は冒頭、セゾン投信の純資産残高が700億円を突破したことを報告。「徹底した長期投資は既存の金融機関のアンチテーゼ。リーマンショック後、超割安の資産を買い続けることができた」と振り返り、ほとんどすべての人が黒字になっていると胸をはりました。

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 黒田日銀総裁の「バズーカ砲」については、「市場の悲観マインドに宣戦布告した。バーナンキFRB議長、ドラギECB総裁は市場から信頼されているが、日本は馬鹿にされていた。それを一気に払拭した」と高く評価。「中央銀行に対して市場参加者は勝ち目がないと思うだろう。この1年は日米がセカイ経済の牽引役になる」と前向きな発想をしました。

 吉井さんは、分配金が高い=儲かっているではない、として、毎月分配型で分配金利回りが高いファンドは、元本から払い戻されているだけではないかと疑念を示し、分配金がないほうがはるかに効率的であることを紹介しました。

 そのうえで、ファンドの選び方として、過去数年の格付けで、継続的に低い評価のものは避けること、過去、調子が良くてもファンドマネジャー交代なので、パフォーマンスが落ちることもあることなどを考慮にいれるようアドバイス。インデックスファンドをコアに、アクティブ運用をサテライトに取り入れることで、インデックスだけに比べるとリターンが上がり、リスクが下がることも可能になるとしました。

 パネルディスカッションでは中桐さんが、最近の株高で塩漬けしていた人も損が減っているが、そのなかでどう見直したらよいかの相談が来ている。自分がどこまで損に耐えられるかのリスク許容度で、自分にあった投信を選べば良いと話しました。

 また、通貨選択にオプションを取り入れた3階建てのものは、理解していない限り買うべきではない、と中野社長が熱く語ったり、JPMザジャパンは大手証券会社が推奨して、いっきに資金流入が上限に達したが、今後、ある程度利益がでたら、他のファンドに乗り換えるよう、大手証券会社が推奨したら、どうなるのだろうという危惧するなど、結構、充実したディスカッションに。

 ISAについては、セゾンも対応するとのことで、吉井さんはセゾンとISAの相性はいいと述べました。一方、中野さんは、日本の投信では個人投資家がわからないものを平気でうる。そういうのは専門家に聞くべきで、独立系FPの意義は高いとしました。ちなみに、中野さんはベストセラーの「投資信託は、この8本から選びなさい」の改訂版を出すそうで、これはぜひ読みたいなあ。

 さて、長期投資をしていると目先のプラスマイナスなどはあまり意味がありません。セゾンのグローバルバンガードも、まだ基準価格は1万円に戻っていませんが、コツコツ投資をしていれば、プラスになっているはず。それは分かるのですが、その一方で、塩漬けファンドもここのところの株高円安でかなりプラスに転じているはず。そうすると何が塩漬けと長期投資の違いなのかはよくわかりません。 中野さんは「長期で持つべきものは経済の波に連動するもの」と話しましたが、日経225のインデックスファンドを長期で持つ意味などあるのか、正直疑問です。まあ、自分にあってないと思えば塩漬けだし、あっているものは長期投資であるということになるのでしょうか。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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