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餌をもらえるのは食べられるため

 先日、投資本で紹介したナシーム・タレブは非常にたとえのうまい方です。「ブラックスワン」で気に入ったたとえは、クリスマスで食べられる七面鳥は、クリスマス当日まで毎日餌をもらえるというもの。餌をもらうことは太らせるためのもので、餌を食べる回数が増えれば増えるほど自分が食べられる日が近づいているわけですが、それに気づかない七面鳥は、安穏と食べていて、ある日突然、ばっさりとやられるわけです。

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 もう一つ、気に入ったのが「まぐれ」での例え話。リスクについて完全に理解したファンドマネジャーがいて、他のファンドマネジャーがリスクに無知で、ばんばんお金を儲けているのを見て、悔しく思う反面、いつかはリスクにやられると冷ややかにみていたら、案の定バブルがはじけて、他のファンドマネジャーは大変な損失を出してクビになり、家も追い出される。けれどもそれで終わりではなく、手堅いファンドマネジャーは損失をださすに評価をされたのですが、仕事を終えて遊びに行く途中にヘリコプターの墜落事故に巻き込まれてしまう、というものでした。投資リスクに詳しくても、人生のリスクは考えなかったというものですな。

 今の市況で何を買っても儲かるということに有頂天になると、リスク度外視で突っ込んでしまい、もしこれがバブルだったら大やけどをしてしまうわけです。コツコツ投資家はそんなことがないように、リスクを押さえて、理性的に投資をしているわけで、損失がむしろ楽しくなるという倒錯した喜びすらでてきます。

 ただ、人生のリスクはどう考えればいいのか。長生きリスク、健康寿命リスクについてこれまで書いてきましたが、突然事故にあわなくても、毎日同じ日だと思っていても、確実に死へ一歩ずつ近づいていることは間違いないわけで。だったら、いつ死んでもいいように、毎日、自分の楽しいように生きるようにする、というのが、私の人生観です。もちろん、現実には100%楽しく生きるというのは不可能に近いのですけど、どうせ一度の人生なんですから、いやなことはできるだけ避けるようにしています。

 なぜこのようなエントリーを書いたかというと、昔の上司がまだ60代なのに亡くなりまして。その方は、会社のために滅私奉公して、でも報われずに、まだ若いうちに亡くなられたのをみると、どうしても何か書きたくなりました。もちろん本人の内面はわからないのですが、晩年はお酒が進み不平ばかりもらしていたという話を聞きました。

 人生半ばを過ぎると、結婚式より葬式に出席することが多くなります。自分はある日エサをもらえずに、食卓に上るハメになっても、楽しい人生だったなと思えるようになりたい。妙に哲学的になったのでした。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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