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バリューが終わったことは猿でもわかる 不思議の国のアリスがみた今の金融



 ロイターのコラム「不思議の国のウォール街、アリスの見た夢」がとても面白い。 今の金融業界は学説やこれまでの長年の経験から信じられないことが起きています。アリスが証券会社に就職して各アセットで不思議な世界に巻き込まれるというストーリーです。

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 まず、アリスは債券チームに行きます。アリスは債券に関する古典の「金利の歴史」を勉強しており、「債券保有の目的は利息ですか」と聞くと、チームの面々に「利息が欲しけりゃデンマークで住宅ローンを借りるといい」と笑われます。デンマークはマイナス金利で、住宅ローンを借りると、銀行が金利を支払ってくれるところもあるそうです。金を借りたのにさらにもうかるなんて、有史以来の借金の概念が壊されているわけです。

 次に株式チームに行くと、トレーダーチームは解散していました。アリスはユージン・ファーマとケネス・フレンチを勉強していたので、割高な株を買ったのかと聞きます。すると、「猿でも分かる通り、バリューは終わってます。資金は全部、インデックスファンドでパッシブ運用されています」との 返答が。

 株は安く買って高く売るというのが常識でした。株が安いというのは本質的価値を見抜いて割安株を買うわけです。しかし、今やFANGやテスラのように、従来のファンダメンタルズでは暴騰している株価がますます高値をつけています。パッシブでやるならバリューを調べて頻繁に売り買いする高給のファンドマネージャーはいらなくなるわけです。(厳密にはパッシブのトレーダーはいりますが)

 こんな感じでアリスが大学で学んできたことが、ことごとく現状で役に立たないこととが説明されていきます。実際にその通りのことが起きていますが、これが一時のあだ花なのか、それともニューノーマルの世界で当たり前になるのか、どちらになるのかわかりません。でも、金融の歴史上、だれも経験したない状況が起きているのは確かです。

 そして、オチもまた秀逸。こういう文章が載るというのが、海外メディアの良さですね。

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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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