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多くの金持ちは裕福でない



 ウォールストリートジャーナルの名コラムニスト、ジェイソン・ツヴァイク氏が金持ちと裕福の違いについてのコラムを書いています。「金持ちであること」(現在の収入が多いこと)と「裕福であること」(金を使わないことを選択する自由があること)は明確に違い、多くの金持ちは金の使い方がわからず、裕福でないと指摘しています。有料記事なので詳細な紹介はしませんが、非常に重要なことが書かれていました。

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 資産運用するうえの基本ともいえる「となりの億万長者」でも、収入の多さと有意義に使えるお金があるかは別だと書かれています。収入が多くても使ってしまって億万長者になれない例がいくつも紹介されています。その本が書かれてから30年近くたちますが、そのことは依然、真実だということです。

 ツヴァイク氏はモーガン・ハウゼル著「The Psychology of Money」(アメリカで来月発売)を紹介。ハウゼル氏の知人のIT企業社長は莫大な収入がありましたが、せっかくのお金をおもちゃとしか思えず、金貨を水切りの石にして遊んでいたそうです。そして、のちに破産しました。

 一方、このブログでも紹介したことがありますが アメリカの田舎町のガソリンスタンドの元店員ロナルド・リードさんが、生涯コツコツ投資を続け800万ドル以上も貯め、92歳で亡くなったときに600万ドルも慈善団体に寄付して全米を驚かせました。彼は生まれ故郷の田舎町を生涯離れず、大学にもいかずに掃除夫やガソリンスタンド店員といった低賃金の仕事しか経験していませんでした。それでも倹約して株に投資を続け、90銘柄以上をバイ・アンド・ホールドし続けていました。

 彼はたいした経済知識もなく、自分の知っている企業で配当を出し続ける企業の株を購入していました。主な保有株はウエルズファーゴ、P&G、コルゲート、アメリカン・エキスプレスなど日本人でも知っているものばかりです。それでも長期保有によって、ウォール街の多くのプロを上回るリターンをだし、亡くなるときにお金を有意義に使えたのでした。

 お金儲けするには、知能の高さが重要。IT企業を起こして成功するには人並みはずれた優秀さが必要です。でも、資産を残すには「知能より性格」だとツヴァイク氏はいいます。周りにいい恰好しようと高級品を買いあさったり、どんちゃん騒ぎで無駄遣いをしていれば、いくらお金があってもたまりません。しかし、無駄遣いせずに、長期投資を続けられる性格があれば、給料の安い田舎町の元店員でも裕福になれるのです。まさに「となりの億万長者」に書かれていることが2020年になっても通用するということですね。

 死ぬまで倹約してまで金をためるのは無意味という意見もあります。考え方は人それぞれで、倹約しても満足に暮らせる人もいれば贅沢しなければ我慢できない人がいます。贅沢したい人はリード氏の生き方はバカにみえるでしょう。でも、長年ウォール街を取材しているツヴァイク氏はリードさんこそ裕福だとみて、ほめたたえています。資産だけでなく心の裕福という観点でもリードさんは優れているということでしょう。

 もう一つ、重要なこととして健康があります。リードさんは亡くなるまで60年近く投資を続けていました。それだけ長期間、複利効果が享受できたわけです。そういう意味で日本人はラッキーです。何しろ日本は世界でトップクラスの長寿国ですから。Twitterやブログをみると、現役世代は出口戦略のことを気にしているみたいですけど、投資を「定年だから」「高齢になったから」と終わらせるのでなく、出口など気にしないで長生きする限り投資を続けることが裕福になる秘訣だと思います。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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