FC2ブログ

親とのコミュニケーションとっていますか?

 久しぶりに実家に帰ったら、78歳の母が苦労してためたメガバンクの定期が満期になり、代わりに「定期支払金付積立利率変動型終身保険豪ドル建て」に契約していました。銀行にいったところ、毎月分配金がでて、利率も高いからと勧められたそうです。いつもお世話になっている銀行で、メガバンクを信頼しているため、契約したそうです。

 参加しました。下のボタンを励みのために押して頂ければ幸いです。

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

金融・投資 ブログランキングへ




 元本保証だから大丈夫といったので、チェックしたところ、ちょっと、母には合わない金融商品。「銀行の偉い人も出てきて名刺を渡してくれたのに悪い」というので、初めて会った人に義理立てする必要はない、と言い、月曜日の朝に解約してもらいました。

 この商品はどんなものか。パンフレットをみると、商品について「3つの目的がかないます」と書かれています。「受け取る」「使う」「残す」。でも、受け取って使うは1つですよね。さて、契約日の積立利率が年4%だとすると、年3.36%ずつ定期支払額があります。あれ。この4-3.36の差額はなんなのでしょうか。死亡保障といっても一括払いの金額以上は支払われないし、金融機関の利ざやということでしょうか。

 また、この定期支払額は10年間一定となっています。10年後にインフレになっていた場合も連動しないということですね。さらに、外貨建てなので為替差損の問題がでてきます。パンフレットでは大きな緑の字で「万一の場合の死亡保険金は一時払い保険料相当額は最低保証されます」と書かれています。要は死亡保険起因は、一時払いの保険料は最低でも支払うということですね。ところが、下の方に小さな赤い字で、「為替相場の変動により~一時払い保険料相当額を下回ることがあります」と書かれています。見出しだけ読んでいたら見逃してしまいそう。

 ちなみに、為替がどうなるかの見通しはわかりませんが、円ドル相場は2007年夏に1ドル120円だったのが現在99円程度とまだ07年の水準に戻っていません。しかし、円豪ドル相場は2007年夏に一瞬つけた109円程度がここ10年では最円安なのですが、既に103円と、ほぼこの10年では天井付近まできています。ここから円安にさらに触れるというのはなかなか考えにくい。また、経済規模が小さく、中国との交易に左右されやすい豪ドルが、これ以上自国通貨高になるというの、微妙です。

 契約手数料は4・2%。投信や外債だったらノーロード(無料)でも購入できるし、高い手数料をとるものでも3.1%が相場。この商品は300万円からなので、4.2%ということは何もしないうちに12万6000円も銀行に取られてしまうわけです。さらに、「契約年齢、性別、経過期間などによって異なるため」年間の手数料率は開示されていません。

 また、病気などで急にお金が必要になって解約しようとしても、10年間は解約返戻率が一時払い保険料相当額を下回るのです。正直、この商品を買うのに適した人は、10年は対豪ドルで円安が続くと確信できるか、さもなければ、金融商品の知識がまったくなく、日銭が入れば金融機関の勧められるまま投資をすればいいという考えの人ではないでしょうか。

 振り込め詐欺の対策は話し合ったことがありますが、まさか、身近な金融機関の対策は話したことはありませんでした。たまたま、遊びに行ったときだったから良かったものの、離れて暮らす親とのコミュニケーションはうまくとらなければならないと痛感しました。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

夢見る父さん

Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR