コロナ後の世界は 経済的に自立し、好きな仕事を続ける




まあ、51歳というおじさんですが、老後というと65歳以降のイメージがあるので、豊かな老後とは厳密には違うかもしれません。でも、橘さんはインタビューでコロナ禍で老後の備えは大きく変わらないけれど、改めて老後への不安が表面化したと分析しています。
そして、(1)専門性をいかして長く働く(2)長期の積立投資で着実に資産を作る(3)経済的自由(FI)に達して、好きな仕事を通じて人間関係を維持、この3点が重要だとしています。一方、FIREのうちREについては「仕事をしないこととするならば、それは定着しない」「米国でもアーリーリタイアした人が、やることがなくなって数年で復職する例が多い」としています。
長く働くことについては、僕自身いつまで働くかはわかりません。しかし、再就職先は自分の経験、能力を活かせた仕事場なので、専門性をいかしていることは間違いありません。また、資産についても、今の生活を維持するには十分なだけの額がありました。あとは好きな仕事を通じて人間関係を維持ですけれど、これも非常に実感しています。会社の同僚と話すことはあまりなかったりするのですが(笑)、仕事を通じていろんな人の話を聞く機会があり、これは社会とつながってるなという気がします。
何度かこのブログで書いていますが、やはりアーリーリタイアしてやることがない、無職の生活を送るのも才能があって、向かないひとは全然ダメなんですよね。橘さんとちがって、REが定着しないとは思いませんが、それでも社会の主流になるとも思っていません。
いずれにしろ、自分の生き方が肯定されたようでちょっとうれしかったです。