お金に働いてもらう富裕層の流儀




富裕層の定義はよくしられている野村総研の金融資産1億円以上を使っていました。面白かったのが富裕層の職業で最も多かったのが会社員28・2%。次いで無職(リタイア)21・7%、経営者・会社役員17・1%の順。経営者や会社役員より下っ端の会社員のほうが圧倒的に多かったのは不思議です。さらに年代別ですと50代が34%で最多、60代30%、40代20%の順でした。この調査は日経マネーのアンケートなので、読者層の反映ともいえるかもしれませんが、40代、50代の現役層で過半数がしめてました。
番組で取り上げていた富裕層の流儀は(1)副業でリッチ(2)節約+今より未来(3)割安株狙いで●億円(4)サボテン投資。このうち、副業で紹介していたのがコインランドリー事業で、15%もありえる高い利回りだと紹介していて、ちょっとずっこけました。何しろFPがでてきて、株や投信はリスクがあるけど、コインランドリーはリスクが低いといっているのです。もちろん女性キャスターが必ず儲かるわけでないといいそえていましたが、客観的であるべきニュース番組でちょっとこういう紹介の仕方はまずいでしょう。
「節約+今より未来」は、まあ王道でしょうか。節約したお金で長期投資するというものです。割安株狙いは成功したバリュー投資家の紹介。あたればバリュー投資はインデックスよりもうかりますからね。サボテン投資は、仕組みを作ったら何もしないほったらかし投資のことで、この3つは個人的には納得できます。
ところで、かねがね不思議なんですが、こういうマスコミの人はどういうこところに投資して、どのくらい収益が上がっているのでしょうかね。