池上彰さんの投資番組にお茶吹きそうになった




1時間でさまざまな投資を教えなければならず、多少のアバウトさはしょうがないと思っていたのですが、若者に教えるといっても、長期投資のことはふれず、配当についてもおまけ程度。ましてインデックスのイの字もでてきませんでした。値上がり株を高く売るのが株でもうけというふうに紹介していたけど、若者に教えるのだったら長期投資の視点が必要だと思うのですけどね。ましてFXや不動産投資を紹介していたけど、初心者向けとは別物の気が。
一番笑えたのは投資信託の説明のところで、一般論といいながらも、池上さんが、投信はプロに運用を任せるが、プロでも間違えることはある。良いプロがいるところは手数料が高いといっていたこと。いやその言い方じゃ、手数料が高いほど良い投信というふうに受け取られるでしょう。民放だから証券会社や銀行がスポンサーになるから、こういういいかたしかできないのかなと思ったけど、多分、製作スタッフも池上さんも本格的な投資はやっていないでしょうから、こういうイメージなのかも。
しかも後半はなぜか日本政府の予算の説明になり、社会保障費が膨大で日本は借金だらけで問題だということばかり。得意の「家庭で言えば~」論もでてきました。いや、投資と関係ないじゃん。
それでも、ゲストの人たちは投資に関心をもったみたいで、ネガティブに拒否感を与えるような番組でないから、まだましなのかもしれません。なかなか笑えて、ブログネタになったからまあいいか。