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経済ニュースは疑わなければ


 週刊ダイヤモンドの特集「経済ニュースを疑え!報道現場の裏側を明かす」が非常に面白かったです。我々が普段信頼しているはずのニュース、なかでも経済ニュースというのは本来は政治ニュースとかと違って事実関係に基づくはずなのに、誤報やいい加減な記事がなぜ多いのか、自省をこめて書かれています。

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なかでも、「週刊ダイヤモンドが取り上げたときは株価がピーク」というのは、私がかねがねいっているエコノミスト投資法と一緒で、経済誌自らそう思っているのかと、関心しました。また、経済誌の特集がいつも同じようなテーマになるというのも納得。

 ただ、不思議に思ったのが、企業広報100人に聞いたアンケートで信頼できる経済メディアで日経が上位だったこと。広報担当者として本当にそう思ってるのか、とつっこみたくなります。この特集や産経の田村秀男さんの「日経新聞の真実」をみれば、日経新聞の取材がいかにあやふやかわかるはず。ドコモからiPhoneが出るという記事は、1年ぶり5回目などとネットで揶揄されています。

 この雑誌に載っていない部分で、私個人が経済メディアが基本的にダメだと思うのは、日経、NHKなど新聞、テレビの経済記者は権力を持った相手を批判すると出世できないため、権力のいうがままになってしまうということです。例えば、政治部の場合ですと、政治家は批判的な意見も取り込まないと民意が反映されないわけですから、政治家と政治記者の理想的な関係は緊張を持ちつつ友好的な関係を築くことになります。あるいは、読売の渡辺会長のように、メディアの方が政治家よりも権力を持つ場合があります。これは問題があるのですが、逆の面でいうと、政治家と政治記者がある意味対等な立場にあります。

 経済記者の場合、財務省か日銀の記者クラブが一番格上で、そこでスクープをとりまくらないと出世できません。しかもスクープは不祥事ではなく、財務省、日銀の政策についてですから、いかに幹部に気に入られるかにかかってきます。また、役所の公式な場所での取材ではなく、日本では夜討ち朝駆けといって深夜から早朝まで非公式な取材をしなければならないので、勉強する時間もありません。その結果、財務省、日銀幹部のいうことは何も疑わずに信じ込み、気に入られる人が出世することになります。そうした人が部長、デスクになるわけですから、それに疑問を呈する記事は取り上げられなくなる。

 日銀、財務省に批判的な記事を書き、社内でもそれなりの位置にいる産経の田村さんや、東京の長谷川幸洋さんは、まさに例外中の例外で、しかも、産経、東京といった、新聞の中でもマイナー(失礼)な媒体だからやっていけるのだと思います。

 普段の経済ニュースは本当に正しいのか。ある意味タブーを破った今回のダイヤモンドは、経済ニュースに関心がある方なら必読ではないでしょうか。
 

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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